もうとっくに敬われる対象の年齢になっているのだが、この日に自治会の行事に招待されるわけでもなし、まして市長や職員が表敬に訪れてくれるほどの記録的な高齢者でもない。この長寿社会ではいたって平凡な普通の年寄りだ。無職人だから世間では祝日で3連休だと言ってもいつもと同じだ。「15日は敬老の日」と言われても、ああそうだったかと思うくらいで気楽なものだ。ことさらに老人だ、高齢だと思うことがないのも良い。
日本の、いや、世界の最長寿の男性は、宮崎県都城市に住む田崎さんという人のようで、今月で113歳になるのだそうだ。私より37歳も年上だからたいしたものだ。この人は今も元気で、外出は家族から止められているが、家の中では介助もなしに歩き回っていると言う。「長寿の秘訣(ひけつ)は酒を飲まないこと」と言っているそうで、「百薬の長」とは無縁の長寿らしい。3度の食事もきちんととっているとのことで、このあたりが独り身の私とは違うのが羨ましい。男女合わせての長寿世界一が目標ということで、「後10年は生きる」のだと、さすがに耳は遠くなっていても元気だ。長寿者と言っても寝たきりの生活で、1日は眠り1日は目覚めているという日本最高齢者の人もいたが、その点この人は訪れた市の職員の対応もし、活きているという印象だ。
75歳以上の人口は、1321万人。総人口の10.3%を占め、現行の統計方式が始まった1950(昭和25)年以来初めて1割を超えたそうだ。私もその1人。後30年しないうちに100人に1人が100歳以上の高齢者になると言う。その頃まで生きれば私もその仲間になるのだが、高望みはしないで、この元気なご老人にあやかるように良い生き方をしていきたいと思う。
日本の、いや、世界の最長寿の男性は、宮崎県都城市に住む田崎さんという人のようで、今月で113歳になるのだそうだ。私より37歳も年上だからたいしたものだ。この人は今も元気で、外出は家族から止められているが、家の中では介助もなしに歩き回っていると言う。「長寿の秘訣(ひけつ)は酒を飲まないこと」と言っているそうで、「百薬の長」とは無縁の長寿らしい。3度の食事もきちんととっているとのことで、このあたりが独り身の私とは違うのが羨ましい。男女合わせての長寿世界一が目標ということで、「後10年は生きる」のだと、さすがに耳は遠くなっていても元気だ。長寿者と言っても寝たきりの生活で、1日は眠り1日は目覚めているという日本最高齢者の人もいたが、その点この人は訪れた市の職員の対応もし、活きているという印象だ。
75歳以上の人口は、1321万人。総人口の10.3%を占め、現行の統計方式が始まった1950(昭和25)年以来初めて1割を超えたそうだ。私もその1人。後30年しないうちに100人に1人が100歳以上の高齢者になると言う。その頃まで生きれば私もその仲間になるのだが、高望みはしないで、この元気なご老人にあやかるように良い生き方をしていきたいと思う。