ライトフロウズノウト 今日の一ページにようこそ♪
12月に入り急に冬らしくなってきて
風が冷たく空も低い
北のほうから雪の便りも聞こえてきました
それでも朝から日中に聞こえる小鳥たちの声は元気
お馴染みさんの中に
綺麗な笛のような声のがいて その音程が
三度(ピアノの鍵盤でとなりのとなりの音、ド→ミ)ほどと
五度(ド→ソぐらいの音の差)ほどの高低の音程と
ワンフレーズ最後に微妙にピールンッと節を回す
組み合わせ何通りかで
なかなか魅力的なメロディーを
聴かせてくれます
真冬になってもいてくれるかしら
私はまだ姿を見てないのですが
家族が見つけたところ その小鳥は雀と
同じくらいか もうちょっと小さいのだそうです
12月に入りましたが
11月の詩と
なぜか珍しく 10月と11月の間にひとつ
できたので二つとも載せます♪
もしよければお付き合いくださいませ
【 季節の狭間の小さな光の詩 : 星の欠片 】
風に舞う
落ち葉の紡ぐ
メロディを
密やかな心が
聴いている
知らないふりで
少しうつむいて
音の色に
染まる指先を
見ている
内に秘める約束を
交わしたのは
誰とだったか
思い出すのは
少し先のこと
風に隠れる
モノローグ
昨日見つけた
探していたもの
手のひらにのせて
そっと見つめれば
それは
硝子の欠片の
ようなかたちで
冴えて凍てつく
遠い夜空の
星の光の
投影をする
【 11月の光の詩 : 輝く音色 】
音の色
色の音
音の色を
見たことがありますか
ひとつひとつの音は
いつも
それぞれの色を
持っている
色の音を
聞いたことが
あるでしょう
ひとつひとつの色は
いつも
それぞれの音を
持っている
ひとりとまわり
境い目はどこ?
宇宙が生まれた
始めの時には
みんなひとつの
ところにいました
世界中の言葉
集めても
名付けきれない
無限の数の
音の色
どんなに細かな
目盛りがあっても
計りきれない
無限の波長の
色の音でも
母なる自然の
グラデーションには
すべてがそのまま
息づいている
私たちは
知っている
音の色を見るには
色の音を聞くには
ただこの温かな
からだと心を
使えばよいこと
そのメソッドを
遠い原始に
生まれた命から
今この時まで
受け継いできた
無意識の海の
底まで潜る力があること
気づけばその時
感知するのは
自らのなかで
輝いている
唯一無二の
色と音とのハーモニー