ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

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五感豊かなひとときを♪ 

三月の水の詩:和するすべての ~四月の光の詩:輝く線描

2019-04-08 | 十二か月の月の詩
ライトフロウズノウト 今日の1頁へようこそ



先週末から週明け 桜の花が
満開のところが多かったことでしょう

やはりちょうど学校の入学式のタイミングにぴったり
桜は本当に春の門出にふさわしい花と
思います

今年は何となく例年より花の色が淡いような
気がするのです

桜色、ソメイヨシノに代表されるこの色は色名辞典では
数あるピンク色の仲間の中で 最も白に近い
位置づけではありますが

薄紅が例年よりも白く感じられます・・・けれど

ニュースでもSNSでもそんな話題は見かけないので
多分私の気のせい、何か私の心境の変化を
反映してそう見えるのかも
知れないですね それでも

桜 さくら 
春の景色の美しさは
変わりなく 心と五感を幸福感で
満たしてくれます


ふと気づくと 十二か月の月の詩
月にひとつの詩、今年は「水」をテーマに
していましが
 三月のがまだだったことに気づきました

と同時に「水」で一年一巡したことにも気づく

次の年のテーマは「光」で少し前に
決めていました


意識に浮かんだイメージを捕まえる
あるいは、その時浮かんだ、
とある一つの言葉を追いかけて

作っていく 足したり引いたりを
繰り返してできてくる

自分の中では 詩を作っているという
よりは つぶやきのような
言葉の群れで

どうして そう思い込んだか
もう忘れてしまったのですが
月に一度あげると決めて続けて

いつの間にか三年目に入ったようです



三月~四月をこのページに同時に載せます

もしよければ お付き合いくださいませ









【 三月の水の詩: 和するすべての 】

微かに揺れる
薄雲映し

弛く広がる
鏡の池に

水鳥遊び
水泡(みなわ)をつくる


豊かな緑地に
春風吹いて

百花の彩り
咲き揃うとき

木立を越えて
空まで響く
喜びの歌


和するすべての
幸い奏でる

声を聞くのは

未来と過去と
あなたと私






【 4月の光の詩 : 輝く線描 】


光の中に

溶けているのは


遠い記憶

清色の線描


幻になる

途中の言葉


この身で再び

触れることのない

光の記憶



巡る命の

旅路の中で

消えていかない

想いの磁力


永遠が

これほど身近と

幾人のひとが

知っていようか



生きる証の

過ちへの問い


応えは還らず


光の中で

透明になる






































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