顔まわりにまとわりつく虫を両手で払いながら森を行くと
枝先にピカっと輝く大きな蝶がとまっていました。
アサギマダラだっ!
お、落ち着いて・・嬉しさに興奮しながら一枚♪
南下の旅の途中でしょうか。この夏も高原に行くことができなかったので
アサギマダラに会うのは難しいかな~と思っていました。
近づく前に飛び立ち、辺りを優雅に舞いはじめました。
幼虫の食草のキジョランやイケマが近くにあるのかもしれません。
キジョランは常緑ということなので寒い時期に探しに来よう!
アサギマダラの幼虫も見てみたいな。。
初秋の花に他の蝶たちも訪れていました。
今が盛りのオトコエシにはアオスジアゲハ
シラヤマギクにミドリヒョウモン
フジバカマにはキタテハと
ツマグロヒョウモン
昨年この場所でアサギマダラを見たのでしばらく待ちましたが
この時はやってきませんでした。
アサギマダラに出会った森では素敵なキノコも出ていました。
おおっ大きい!カラカサタケです。
一昨年この場所で見たカラカサタケは丈が20cmほどありましたが
今回見たものはひとまわり小さめ。
黄色いタマゴタケに似たキノコがありました。
全身黄色、ツボがあります。
ヒダも黄色いのでキタマゴタケなのかな?
似たものにタマゴタケモドキという毒キノコがあるそうです。
数多く出ていたのがこちら、裏も鮮紅色のヒイロチャワンタケ
近くでは崖が崩れ大木が倒れたということで長期工事中。
辺りには枯死したコナラやカシも多く親しんだ森の環境が変わりつつあるようです。