教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

冬越し準備をする生き物たち

2021年11月24日 | 生き物

すっかり日が短くなり秋も深まってきました。
肌寒く速足で川沿いを下っていくと


久しぶりにカワセミ♪メスのようです。
光が足りず手ブレ連発。。


もう一羽、近くにオスがやってきました!
つがいなのでしょうか、美しい声で鳴き交わしていました。

引っ越す前はたびたび歩いていた小さな公園。
クヌギの木は良い観察スポットでした。


見上げると仲間と休むムラサキツバメ


すぐ近くのアオキの葉にも一頭いました。
常緑のアオキはいいとして葉を落とすクヌギはよい越冬場所とはいえませんね。
真冬でも寒暖の差があまりない安全な場所が見つかりますように。

幹を見ると


今年もいました、クヌギカメムシ☆
この公園の数あるクヌギの中で2本だけクヌギカメムシ母さん達が
産卵しに集まる木があるのです。

クヌギの樹皮をじっくり見ていくと


クヌギカメムシの産みたて卵がありました。
例年通りだと12月中頃まで産卵行動が見られるはず。また来よう♪

近所で蛾の産卵にも遭遇しました。


ミノウスバです。
透明で綺麗な翅に気をとられ、撮影時にはただマユミの枝にとまっているだけ
と思っていました。帰宅しPCで見て卵があるのにビックリ!

気になって4日後


ふたたび見に行くとまだ同じ場所にいて


卵を接写しようとしたらミノウスバ母さんが少し動きました。
子供たちを守っているのですね、失礼しました。。


卵の表面には金色の毛が。4日前は知らずに枝をつかむところでした。

マユミが芽吹くころに孵化するのかな?
本格的な冬がまだだというのに今から春が待ち遠しいです。


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