教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

2月四回目の教室 春めいてモグラも活発?

2022年02月22日 | 教室風景

冬鳥を探し朝の森をゆくと


今までは枯色だった場所に土山がいくつもできていました。
これはミミズを探す過程でモグラがよけた土だそう。
表面はイネ科の草の根に覆われかたくなったように見えても
地下では多くの生き物が懸命に動き回っているのですね。

モグラといえば前に撮影したことがあるな~と過去記事を探してみると
2014年に「ハシブトガラスの狩り」を書いていました。

その当時撮影した画像を2点


一生懸命くちばしで地面を掘っていたハシブトガラスが
土中からひきずりだしたモグラ


大雨のあとで苦しくて地上近くに出てきてしまったのでしょうか。
カラスの観察力と機敏さには驚かされます。

2014年の記事を見直して、今の森との違いに愕然としました。
年々昆虫の種類が減り、鳥が減り、どんどん森が静かになっている。
今冬は寒さが厳しいとはいえ冬鳥が極端に少なく感じられるのは
やはり気のせいではない、と思いました。

2月四回目の教室日でした。


朝から快晴、強烈な陽射しに春を感じますが窓からの風は冷たい。
皆さんは暖かい飲み物などを持参、カイロなど貼って自衛しています。


午前中Hさんが、午後にSさんが日本画作品を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

土曜~日曜日は雨が降ったのでヤマアカガエルのカエル合戦があったはず。
ワクワクしながら前のめりで池に向かうと


凍ってよく見えない。。


氷の上から光をあてて撮ってみました。

お昼休み


新鮮な卵塊が増えているのが見えました♪


卵割ぶりを見たいのにピントがなかなか合わない。。
自分の腕を棚にあげカメラのせいにして、この時期になると
新しい防水の接写用カメラを仕入れたい気持ちが高まります。

この日会えた鳥は


美声でさえずるカワラヒワ


愛らしいアオジ


アオキの青い実をついばむヒヨドリ


茶トラにも会いました。

今週後半には気温が上がるそうなので目覚めた美麗蛾に会えるかも!
早春ならではの生き物との出会いが楽しみです。



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