教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

7月最初の教室 赤ちゃんガエル上陸する森

2022年07月02日 | 教室風景

朝から晴れて風もなく暑いけれど歩き始めは爽快でした。


小枝にメジロがやってきて久々に近くで見ることができました。
ごく細い糸のような何かをくわえています。巣材でしょうか。

いきなり足元から赤ちゃんガエルが跳び出して


今日は幸先がいいな~♪ヤマアカガエルです。

7月最初の教室日でした。


9月の作品展に向け皆さん集中!新作が仕上がってきました。
出品作の構成や額のことを考えたり準備するのも楽しい時間ですね♪


午前中Iさんが鉛筆画と水彩画を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

草むらには朝露がおりていて、たくさんの生き物に出会いました。


飛び立つ準備をするハラビロトンボ


茂みで動くニイニイゼミ!羽化したばかりなのでしょうか。

写真を撮ろうと草をかきわけたら下に落ちたので
つかんで掌にのせると元気に飛び去りました。


翅の傷ついたナミアゲハも体をあたためていたようです。


このトンボは何だろう?
翅の付根が薄黄色のように見える。未成熟のショウジョウトンボかな~。
眼や翅の印象が違う気がする…とあれこれ考える時間も楽しい☆

日あたりと水はけの良い道を歩くとハエのようなものが飛び去って
トウキョウヒメハンミョウかなとじっくり見ると


やっぱり♪暑くなると出現する狩人に今年も会えてよかった。

水辺に行くと


かわいい~!
まだ尾の残る赤ちゃんガエルが上陸していました。
眼の横に線はないしシュレーゲルアオガエルなのだと思いますが
幼子時代はアマガエルにとても似ています。

例年通りだったら梅雨真っ只中の湿った日に上陸するのでしょう。
最速の梅雨明けは森にどのような変化をもたらすのでしょうか。


ヤマユリの素晴らしい香りがただよってしばし時を忘れます。

暑さに体力を奪われながらも気持ちはどんどん元気になっていく。
夏の森はエネルギーに満ちていてまたすぐ行きたくなります。


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