教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

7月四回目の教室 日射し強まる

2022年07月12日 | 教室風景

風もなく暑い一日でした。


なごりおしいですがヤマユリはそろそろ見納め。
素晴らしい香りを覚えておきたくて胸いっぱい吸い込みました。

暗いところをゆるやかに飛んでいた黒いアゲハが
目の前にとまってくれました。


ジャコウアゲハのオスです。
素早く飛んでいるとわかりにくいですが赤い腹部が特徴的。
翅の形はオナガアゲハに似ていますが、ジャコウアゲハのオスの
翅色は艶消しの黒、煤けているような印象です。


前回出会ったオナガアゲハのオス。
オナガアゲハの翅の黒色はビロードのような輝きがあります。

7月4回目の教室日でした。


この時期らしく天窓からの光が眩しいほど。あまり強い光は
眼にも絵にも良くないので避けながら。地道にマイペースに描いてゆきます。


あと数回で記念作品展なので出品作、搬入出方法、時間の確認など
することがたくさん。何か大事なことを忘れているのではないかと心配です。

お昼休み。さらに気温が上がり立ち止まると汗が吹きだし
ハエなのかアブなのか小さな羽虫がまとわりつきます。


葉陰にオオシオカラトンボのメスが休んでいました。
傷ついた翅には蜘蛛の糸が。網から抜け出してきたのでしょうか。

いま池に一番多いのはオオシオカラトンボで


このようなペアがあちこちで見られました。


水面に産卵するメスをすぐ近くで警護するオス

少し前までいたクロスジギンヤンマやシュレーゲルアオガエルは
みあたりませんでした。

小さな毛玉のようなものが飛んだので追いかけると


アカネの葉にようやくとまってくれました。
角度によって青く光る部分があります。モモブトスカシバのようです。


モモブトスカシバの幼虫はこのアマチャヅルの茎に潜って成長するのだとか。


この茂みにどのくらいの生き物が息づいているのだろう。。
いつもの道でも歩くたび驚きがあります。


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