森でリフレッシュしたいという友と久しぶりに散策しました。
毎夏、慣れ親しんだ近場の森で大汗をかいてきましたが、今年は
ひとりで行くのをためらっていた森に付き合ってもらうことにしました。
よく晴れましたが富士の山頂は雲に隠れたままでした。
その森を訪れるのは10年ぶりくらいでしょうか。
樹木の種類が豊富で美しいオオセンチコガネや数種のカエルに
出会った楽しい思い出があります。
たしか森は広く、鬱蒼として薄暗く、あまり人には出会わなかった。
それが、歩きだしてすぐ印象が変わっているのに気づきました。
明るくて道が乾いている。
真夏だからかな?と思いましたが
見上げるとおびただしい数の枯れた木々が!
ここでもナラ枯れ病がまん延しているようです。。
ひさびさに
立派なツチアケビに出会いました。
ツチアケビは葉緑素を持たず、ナラタケの菌から栄養を得ているそう。
菌糸束をのばし木に入り込んだらやがて宿主を枯らすというナラタケ。
ツチアケビの周辺にはナラタケ菌に侵された弱った木があるのかも。
日あたりのよいところにはこのウツボグサや
ヒメヤブランの花が咲いていました。
やや暗いところでは
愛らしいトチバニンジンの実♪
咲きはじめのタマアジサイにアカハナカミキリ
すらりとしたチダケサシには
アシグロツユムシの幼虫がいました。
このほかにも生き物との出会いがありました。次にご紹介いたします。