朝方に雨はやみ、空気は湿っていてよい香りがします。
三日前に歩いたばかりですが
森には明らかに秋色が増えていました。
サルトリイバラの実
キンミズヒキの葉も色づいていましたが
日向に咲くこのキンミズヒキにはまだ花が咲いていて驚きました。
11月三回目の教室日でした。
明るく静かで快適な気温。心安らかに一筆に集中できます。
いそがばまわれで丁寧に着実に作業を進めていきます。
日本画以外にも様々な画材を用いて試行錯誤するお仲間に
刺激を受けながら、自分の世界に向き合う芸術の秋☆
お昼休みには気温が上がり、汗をふきふき歩きました。
マユミの実が熟してきたな~と見ていたら
重なる葉の間に何かいる!
そっと近づくと
コバネコロギスでした。終齢幼虫のようです。
ずいぶん赤味強めでツヤピカ♪
南方系の種だそうですが昨年12月にもこの森で会っています。
アカメガシワの葉には
ツマグロスケバが♪色々な角度で撮影したかったのに
ピーンと何かに弾かれたように飛んで視界から消えました。
桑の葉ではキボシカミキリ
成虫越冬はできないそうですがまだまだ元気。
草原で、ホソミイトトンボに再会♪
色々な場所で会うので案外多く生息しているのかもしれません。
残るアザミにホシホウジャク
お馴染みですが見かけると追いかけずにはいられない♪
翅はピカピカで光をあてたら緑色が強く出ました。
コナラのドングリを探していたら
ウスタビガの繭だっ!
嬉しい~産み付けられた卵はないかな?
と裏側へまわると
ああ・・・
何者かに外からかじられたのか寄生者の仕業か。
残念なことになっていました。
でも確実にウスタビガがいる、そうわかっただけでもよかったかな。
久しぶりにあの大きくて美しい蛾に会いたいものです。