教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

11月末☆散歩道の生き物たち

2024年11月30日 | 生き物

朝晩が冷え込むようになりようやく冬物を出してきました。
それでも近所の銀杏は色づいてきたところ。


まだ緑色の部分も多く、檸檬色が眩しい♪

ふと木を見上げると


ハラビロカマキリが体をあたためていました。


手を伸ばして接写しようとしたらスタスタ歩きだしました。
まだ元気なようです。


11月末だというのにモンシロチョウも舞っていました。
モンシロチョウは蛹もしくは幼虫で越冬するそうです。


いつもクロコノマチョウの痕跡を探すジュズダマには
白い雌花の柱頭が見えました。


クロコノマチョウの蛹の抜け殻♪


狭い範囲で2個見つかりました。

ここでは11月はじめに


小顔で長身、立派なクロコノマチョウの終齢幼虫を見ていました。


かわいい正面顔もパチリ☆
この幼虫が蛹になり羽化するところを観察したかったのですが
毎日見に行けず、見失いました。


11月後半の夕暮れ、数頭のクロコノマチョウが舞っていたので
本人かはわかりませんが、命はつながっているようです。
クロコノマチョウは成虫越冬タイプ。

散歩道には見逃せない木があって


このクヌギの木には毎秋なぜかムラサキツバメが集います。

昨日もじっくり探すと、上の方に


2頭


違う葉に1頭、違う葉に3頭と仲間が集まっていました。
ムラサキツバメは集団越冬するタイプ。

今年9月末、散歩道のマテバシイの幼木に


アリにお世話されるムラサキツバメの幼虫をたびたび見かけました。


心配になるほどアリがたかっていますが
甘い蜜を出してアリに守ってもらっているのだそうです。
今年こそ蛹を見たいと思ったけれど探せなかった。。

冬になってもあたたかな日には成虫に会えるかもしれません。
飛ぶ昆虫がだいぶ減り散歩道はさみしくなってきました。


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