少し前、モリアオガエルに会いたくて出かけた水辺で
嬉しい出会いがありました。
緑に紛れてなかなか見つけられないモリアオガエル。
手足が大きく会うたびに感激します。
卵のうの数は少なかったけれど今年も会えてよかった。。
ヤグルマソウが咲き始めた頃
緑色に輝く甲虫が飛んだので追いかけると
ニワハンミョウでした♪
近くにニワハンミョウの黒化型もいました。
さらに煌めいていたのがこちら
金の奥に少し緑色が見える背中、白金色の腹部。
そして大きい。
コロリと丸く可愛らしいこの容姿はアリノスアブの仲間!
アリノスアブは種類が多くこれだけの写真ではよくわからない。
ふたたび図書館で「アリの巣の生きもの図鑑」を借りてきました。
ページをめくるたび好蟻性昆虫の多さとアリの生活の奥深さに
驚き、研究者の熱意に打たれます。
写真やアブの大きさから見ると、出会ったのはトゲアリスアブ
なのかな。。周りの蟻の巣を探してみればよかった。
近所ではこのアリノスアブのペアにも会いました。
幼虫時代、特定の蟻の巣に寄生、または共存し
羽化すると花の蜜を吸うことなくすぐ交尾、産卵するそう。
近くに目当ての蟻の巣があったのでしょうか。
いつか衝撃的な形のアリスアブの幼虫の実物を見てみたい。。
この水辺ではさらに感激の出会いがありました。
何とも地味な色合いですが見たこともない姿形、そして大きい!
体長50mmはあったと思います。
きっとトビケラの仲間だろうと検索すると
「エグリトビケラ」がそっくり。
幼虫時代は水中で、落葉を糸で綴って巣をつくるそう。
エグリトビケラといえば数年前の家族旅行で「これ何?」と
大騒ぎした思い出があります。
夏の終わりの群馬県。この時のブログに記しましたが
水辺のナナカマドの木に謎のゼリー様物質が付着していました。
調べると、これがエグリトビケラの卵だったのです。
7年後にこの卵を産んだ生き物に出会えるとは。
同じ水辺に何度も通っているけれど知らないことばかり。
真夏の今はどうなっているのか、飛んでいきたくなります。
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