教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

12月四回目の教室 小雨降る森

2023年12月16日 | 教室風景

朝のうちは曇りであまり寒くはありませんでした。


雨上がりのようで木々の葉は濡れ色、濃く鮮やかに見えました。


カマツカの葉がだいだい色に変化


日陰のモミジはまだ青くイヌビワの葉も黄緑がかっています。


この黄色い葉はウツギの若木かな。
色とりどりです。

12月4回目の教室日でした。


時折ヒヨドリやコジュケイの声が聞こえるくらいでとても静か。。
美しく色づいた森を見て目を休めつつ集中して課題に向き合いました。


金曜日クラスは今年最後。午後はAさんが淹れてくださったコーヒーや
皆さんにお持ちいただいたお菓子などでホッコリ☆プチ忘年会となりました。

お昼頃小雨が降りだして辺りが白っぽく霞みました。


木々はだいぶ葉を落としました。


ネズミモチの実をついばみに来たヒヨドリの群れは警戒心が強く
こちらをよく見ていて、少し動いただけで一斉に飛び去りました。


シジュウカラやメジロも群れをつくって移動していましたが
空が暗くなかなか撮影できませんでした。


何度も出会うのはタイワンリス


いよいよ食べ物がなくなってきたのかリスが樹皮を剥がし始めました。
この木はカエデ。甘い樹液が出ているのかアリたちが集まっていました。

フユシャクがいないかといつもチェックしている外灯の柱に


この日はカネタタキのメスがとまっていました。
脚も触角も欠けてボロボロです。

数か所でごく小さなクモを見かけました。
接写してみると


特徴的な腹部背面のとんがりが。
早春に成熟するというサガオニグモの亜成体のようです。

夜、遅くなってさらに気温が上がり、強い風が不気味なほど
あたたかく12月中旬とは思えない。。まるで9月の台風の後のよう。
暖かいと喜んではいられない、空恐ろしい気持ちになります。


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