枯れたヤマザクラの根元に
トガリアミガサタケが出ていました。
今まではいつも時間がない、効率よく歩かなければと思っていたけれど
このところひとけのない森の陽だまりでじっとしていることが多くなり
小さな生き物や自然のつくりだす音や香りに感じ入ることが増えました。
ほんとうに小さい、よく見れば可憐。
花の形はネジバナに似ていて一瞬ランの仲間かなと思いました。
帰宅して調べたらヒメハギという名でした。
花盛りはこれからのようです。
なかなかピントが合わず這いつくばり撮影
まるで珊瑚。うっとりする造形です。
周りの草花の丈が伸びたら埋もれてしまうでしょう。
種のころにまた会えるかな?
バタバタバタ・・
ヒオドシチョウの翅音は大きくて驚きます。
リュックにとまったら動かなくなってしまいました。
高いところにとまってライバルの出現を見張っているのでしょうか。
これは成虫で無事冬を乗りきった者の姿
目覚めてすぐ相手を探します。
幼虫の食草はエノキ、ハルニレ、ヤナギの仲間。
この越冬型に会えるのは4月中旬ごろまで。
6月ごろからは今年生まれの色鮮やかな成虫に会えるはずです。
道脇の斜面に動物の痕跡
地面にくいこんでいたこの爪痕、イノシシでしょうか。
ヤマビルが多くいるはずですね。
瓜坊を連れているところを見たいような・・でも絶対鉢合わせしたくない。
森でエネルギーを充填する日々からそろそろ別の方向へ。
ようやく断捨離する気になってきました。
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