教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

タラノキの花と小さな生き物

2021年07月25日 | 生き物

照りつける太陽の力が強すぎて痛く感じるほど。
火ぶくれになっては大変と長袖を着込んで近所を歩きました。


公園の片隅に元気いっぱいに花を咲かせるタラノキの若木が。
後ろの細い葉っぱの木はシラカシだと思います。

タラノキの花をじっくり見たことがないので近づいてみると


花びらはもう散って実になりかけたものがあるようです。
たくさんのアリが集まっていました。


帰宅してから調べると、タラノキは両性花
花序の先端には両性花が、下部には雄花があることが多いそうです。

昨年11月初旬、似たような植物の実を見たことを思い出し並べてみました。


ウドの実


このウドは多年草でセリ目ウコギ科タラノキ属
タラノキは落葉低木でセリ目ウコギ科タラノキ属

草と木、とても似ているけれど並べると葉もかなり違って
ウドの葉の方が丸っこく大きく感じられました。

花盛りのタラノキにはアリのほかにも


ヤブキリや


ヨツスジトラカミキリのペア
ハチ類も来ていました。


隣のシラカシの木にはムラサキシジミ


ハッとする美しさです♪

生き生きと動き回る生き物たちに見とれ一瞬暑さを忘れました。






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