教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ニホンミツバチとチャイロスズメバチの巣

2024年08月26日 | 生き物

蝉時雨を浴びに杉林に行くと


ヒグラシ


アブラゼミが目の高さにとまっていました。
ツクツクボウシもいたけれど敏感でなかなか近寄れません。

生き物が少ないように感じられる杉林にも


それを頼りにしている生き物はたくさんいるようで


根元にニホンミツバチが出入りしていました。


この辺りの木はニホンミツバチの好みに合うようで
違う木の根元にも5月頃多くのハチが群れていました。

これを見て、初夏に西の森でニホンミツバチの引っ越しを
撮影していたのを思い出しました。
その時短い動画も録っていました。↓

森のニホンミツバチ5月中旬

動画ではよくわからないのですが


撮影画像のなかに、気になる黒い蜂が写っていました。
入口をウロウロしていてもミツバチたちは気にしておらず
中に入ったまま出てきませんでした。


この黒っぽい大きめの蜂、ニホンミツバチの女王では!
引越し先を女王が検分している場面が偶然写っていたのかも♪

2週間後に再び見に行ったのですが、残念なことに
何事もなかったようになんの気配も感じられませんでした。。

ところで、杉林のニホンミツバチの巣から10mほど離れた所に


スズメバチの巣もありました。


おお。。
スズメバチは怖いので遠くから一枚。

それを拡大して見ると


湿った入口に茶色い頭。チャイロスズメバチのようです!
数の少ない蜂で、モンスズメバチやキイロスズメバチなどの
女王を殺して、巣も働きバチも奪う労働寄生タイプ。


確かに近くの樹液酒場でチャイロスズメバチが群れていました。
気性が荒いということなので気をつけねば!
香りのするものは極力身に着けないのが蜂対策☆

あらためて他の木の洞を注意して見ると


カシの木の高いところにコクワガタが集まっている所がありました。
ばっと見ただけで6匹はいます。


メスを奪い合う争いが勃発。
来年もこの風景が見られますように。

夏らしい光景に元気をもらえた夕暮れ散歩でした。


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