Kさんは神秘的な光景を描かれました。
「動物たちの棲むところ」 日本画 F6
どこか森の奥深く。暗がりに目をこらし耳をすますと様々な動物たちの
気配が感じられます。華やかさと妖しさ、明暗の入り混じる複雑な世界
には確かに何かが蠢いていて見るものの想像力をかきたててくれます。
その時々の自分とひたすら向き合うことで生まれた情熱的な作品です。
近づいてみました。
下描きはせず揉み紙を施してから森の木々を描くことから始めました。
心の赴くまま感覚的に岩絵の具をのせていくうちに光の流れができて
茂みや枝や岩場が出現し・・選ぶ色、粒子の粗さ、筆遣いによっても
物語が変化していく楽しさと創作の難しさを味わった記念すべき作品です。
HP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中にKさんのページが
加わりました!次々と面白い作品が登場しそうな予感がします。
どうぞ楽しみに次の完成作品をお待ちください☆
2015年度の教室の第一回目は金曜日。
寒い中たくさんのメンバーが参加されました。
新年早々果敢に挑戦!おのおの抱えている課題にじっくり向き合って
いきます。ときおり仲間の制作を見て刺激をつけつつ
お休み中のことをあれこれお話ししたり飲み物やお菓子を
楽しくいただいているうちに終了時間。和やかな皆さんのおかげで
2015年も明るいスタートがきれました!
Oさん、Kさんが日本画作品を、Sさんが水彩画作品を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆
この日は小鳥との出会いが多く嬉しい散策となりました。
まずアトリエ目の前の別館中庭でジョウビタキ女子
身体をまん丸に膨らませて愛らしさ倍増です。
もしかしてヤマアカガエルの産卵が始まっているかも・・・
でもまだ早いかな?
いそいそ出かけたほたるの池は全面氷がはって
まだなんの動きもみられませんでした。
木陰にある小さい池は厚い氷におおわれ、朝日に輝いていました。
冬季限定朝8時のお楽しみの光景☆
フィーフィーフィー・・・・優しい笛の音!
やっと間近でウソのオスを見ることができました。
さえずりだけは初冬から聴いていたのです。よく見ると
上のほうにウソのメスもとまって、桜の花芽をポリポリついばんでいました。
やっぱりこの森はいいところだな~!2015年も時々お邪魔しますので
よろしくお願いします・・とご挨拶してきました。
寒い日が続きます。
にゃんきちが好きな箱は長いこと使っていたのでボロボロ。
気温の低い日はこんな姿勢
鼻が冷たいのかな
風のない朝はお日様に向かって
あったかい日はのびのびと
箱に入っていられないぐらい気温の上がった日
眩しすぎる時は自転車のカバーを日除けにします
今のところ鼻水をたらしているところを見たことはなく
丸々として毛はふわっふわツヤツヤなので健康体のよう。
お互い風邪なぞひかずに春を迎えたいね~と言ったら
ふんっとこの顔。
つい笑ってしまう表情ばかり、見飽きません。
今日から2015年の上郷森の家教室が始まります!
着込んでも末端が冷えます・・・もう家の中でも帽子にマスクかな~。
ちょっと外に出たら思いのほか寒くなかったのは
日光の力!そのまま公園方面へぶらぶら歩きました。
竹は青々として元気だな~。
風が弱まるとほっとします。
雀たちも嬉しそうに目をきらきら。
檸檬が鈴なり!
このお宅はさまざまな種類の柑橘の木が植えてありました。
柑橘がたくさんなっているのを見ると、かなり前ですが
しまなみ海道をひとりで旅したことを思い出します。
あの頃実のなる木々の絵を描いていたうえに、島々のあまりにも
のどかな柑橘畑の光景にここは天国だ~!とわくわくしましたっけ。
川を見おろすとまたカイツブリがいました♪
ぱっと水に潜ってス~イスイ
しゃもじのような形をして猛スピードで水中を進みます。
食べ物は見つけられなかったよう。
この川は昔に比べて透明度が増したので潜る様子がよく見えます。
セグロセキレイがいました。石についた足あとが可愛い♪
遭遇する機会が多いセキレイはハクセキレイが一番、次いでキセキレイ。
なのでこの白黒はっきりしたデザインが新鮮に感じられます。
冷えるけれどやっぱり水辺は歩いていて楽しい。
きらめく水面を眺めているとよいアイデアが湧いて・・・くるといいな。
少し前に見たのと同じセンダンにはまだまだ実が残っていました。
やはりヒヨドリたちに大人気。
上郷森の家の駐車場にも何本かありますが、毎年12月に入った途端
なくなってしまうイメージなのでこの公園のセンダンの実は樹上にある
期間がとても長く感じられます。
この公園にはこの実を狙うライバルがいないのかもしれませんね。
たしかガマズミだったような。葉がすっかり落ちてしまい
何の木の実なのかわかりにくくなっています。
いかにもベタベタひっつきそうなトベラの実も残りわずか
メジロの小集団がついばみにきていました。
実がクチバシまわりにくっつくらしく、枝でこそぎ落としているところを
何度か目撃しました。
クチバシの先に土をつけているハシブトガラス。
土の中の何を探しているのでしょう?
それにしても堂々たる体格の美しい鳥です。近づいても知らん顔。
つやのある羽は青空を映しているためか藍色に輝き
頭頂部の羽などふわふわしていました。
鳥たちの懸命に食べ物を探す仕草にこの冬の厳しさを感じます。
午後3時。プレオちゃんでやや遠くの公園へでかけてみました。
夏秋にはクロコノマチョウの幼虫を探したジュズダマの群落。
かさかさと乾いた音をたてていました。
背後から甲高いさえずり!
久しぶりにカワセミ女子に出会えました。
狙いを定めて・・・・
飛び込みました!
目にも留まらぬ速さで枝に戻りましたが
狩りは失敗したようです。
なんて小さい足!あいかわらずの愛らしさです。
動画で撮ればよいのに今回も忘れてしまいました。
もう日陰となった大きな池では飛来したカモたちが集まっていました。
キンクロハジロの雄たち、素晴らしい羽色です。
秋には大きなキノコがたくさん出ていたクヌギコナラ林。
快晴で気温は10度を越えているということでテントウムシ類やバッタ類、
ムラサキシジミなどが活動しているかも♪と期待していたのですが
見つけられず残念~。
木のうろまでのぞきこんで、軽く歩くつもりが長い時間過ごしてしまいました。
日差しが暖かかったので、少し草むしりでもしようかな~と
あたりをみまわしました。
あれっ、新顔さん♪
この間姉が買ってきたというエリカ。
日の当たっているときはハチやアブがやってきて嬉しい♪
この植物はツツジの仲間、水切れに注意しなければならないそうです。
以前枯らしてしまったことがあるのですが水遣りの失敗だったのかも
しれません。
玄関前のツツジは葉が紅葉し、さらに狂い咲きしているので
エリカとともに貴重な彩りとなっています。春にちゃんと咲くかな?
南天の実は今年鈴なり。私は無頓着にバサバサ剪定していましたが
姉が切るようになって実のつきが格段によくなりました。
実がついた枝はその後3年は実がつかないのでかなり切り戻してよい
そうです。知らなかった~。
南天の下に植えた覚えのない縞笹があり
その葉の上に見たことのない蛹の抜け殻がありました。
きっと蛾ですよね・・・何だろう?近くにはカエデ、ツツジ、ムラサキシキブ、
アオキ、センリョウ、アセビなどもあるのでそれを食べる蛾を調べようと
思ったのですが大変でくじけました。
虫のあまりない時期、抜け殻といえども久しぶりにわくわくしました。
どこまでも鳴きながらついてくるにゃんきち。
ここは寒いから南側のパトロールに行っててね!
あ~戻ってきちゃった。猫らしくなくふらつきながら歩いてきて
動けないのか動きたくないのかムスッとしてうずくまりました。
手伝いたいのかな?忙しく作業している時に限って主張してくるのも
面白く、こんな顔をしていてもけっこう可愛いのです。
寒くともやっぱり外に出ているほうがせいせいします。
でも気がかりがいろいろとあるのでにゃんきちに外回りを任せました。
やはり早朝は冷え込んだけれど雲ひとつなかった3日。
ぽかぽか陽気でにゃんきちもリラックス♪
汚れて洗った洗濯ばさみは濡れているというのに上に座って
毛づくろいに忙しいにゃんきちを置いてまた散歩に出ました。
数年前まではさえぎるものがなかったけれど今は電線越しの富士山は
快晴の空に光輝いて見えました。
木陰のない川沿い散歩。母は暑がって上着を脱ぐほどでした。
影を撮るよ~といったらさっと手を挙げピース・・・。
凝ったデザインのコガモ。素敵な色の組み合わせです。
この日もカイツブリに会えました。
晴れているって素晴らしい!一昨日と同じ鳥とは思えない写りぶりです。
散歩から帰ると、縁側でひとり寂しかったのか大声で鳴くにゃんきち。
大人しくなったな~と思ってガラス越しに縁側を見ると、母のひざの上で
のどを鳴らしていました。よかったね~!
食べて飲んで歩いた今年のお正月も終わり。今日が仕事始めです。
前日とは一変、晴天が広がり風もなかった2日も参拝に出かけました。
ロウバイの蕾がふっくら
木陰にはまだ雪が残っていました。
いつもは深閑とした神社もはればれとした明るい雰囲気。
今日もなが~ながとおまいりしました。
ゆるやかな流れの川にはカルガモたち
樹上には瞑想顔のハト
あっ!ジョウビタキのメスが植え込みから飛び出しました♪
やっぱり可愛いな~!
あたたかい日差しの下のんびり散歩。いつもどおりのお正月です。
元日は正午近くに家を出ました。
みるみるうちに分厚い雲が青空を覆っていき
冷たい風も強くなってきました。
スズメたちは羽をふくらませ
コサギたちもじっと寒さに耐えているようでした。
散歩道の途中にある神社に立ち寄り、3人合わせても少ないお賽銭で
たくさんの願い事をし、鐘をつく頃にはみぞれが大粒になってきました。
さぶっ、寒い~!どころか耳とか頭が痛い~!
あっカイツブリ♪
川の流れが速くあっという間に目の前を通り過ぎていくその姿を
追っている間だけは寒さは忘れて
仲良く泳ぐカワウの頭に白い色が混じっているのを見て
雪を忘れました。
この白い羽は繁殖期特有のものだそう。知らなかった~。
こんなお天気の元日は久しぶりのような気がします。
積もらなくてさいわいでしたが本当の寒さはこれから、と思えば
この間ホームセンターで見た軽いシャベルを購入したほうがいいかも・・。
びっくりするような厳しい寒さに降雪後の心配をしてしまいました。