蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

サッドヴァケイション

2008年06月14日 | 映画の感想
サッドヴァケイション

浅野忠信演じる主人公は密入国者に関わる商売をしていたが、トラブルにまきこまれて殺されかける。
そのトラブルの延長で中国系の子供の面倒を見ている。
その後、代行運転をしている時、送迎先で生き別れの母親を偶然みつけ、その母親の現在の夫が経営する運送店で働くことになる。運送店の社長の息子は不良で、主人公は今度はその息子が起こすトラブルに直面する。

DVDが悪いのか、台詞がとても聞き取りにくい。特に浅野さんの声はボリュームを日常の三倍くらいにあげてやっと認識できるほど。

この映画で一番かっこよかったシーンは、主人公が運転代行の客の女性と関係ができて、その女性の部屋に行き、わかれぎわに好意を抱いていることを伝えるところ。ここでは浅野さんの台詞もはっきり聞こえた。

主人公が引き取った子供との話が中心になるのかと思っていたら、途中から実母との関係が主題に変わってしまい、中途半端な感じがした。

かなり豪華なキャストだが、その中でも今をときめくオダギリジョーがチョイ役に使われていたのには驚いた。
コメント
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