ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

朝のリレー

2008-01-02 08:46:24 | 診療中
  谷川俊太郎の「朝のリレー」より



  カムチャツカの若者が
 きりんの夢を見ているとき
 
 メキシコの娘は
 朝もやの中でバスを待っている

 ニューヨークの少女が
 ほほえみながら寝返りをうつとき
 
 ローマの少年は
 柱頭を染める朝陽にウィンクする

 この地球では
 いつもどこかで朝がはじまっている

 ぼくらは朝をリレーするのだ
 経度から経度へと

 そうしていわば交替で地球を守る
 眠る前のひととき耳をすますと

 どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる
 それはあなたの送った朝を
 
 誰かがしっかりうけとめてた証拠なのだ





 スタッフのNさんが好きだというこの詩。
 どんな夜にも必ず朝が来る、今日が終われば明日がやってくる。
前向きに考えることのできる、そしてなにか勇気づけられるような
詩ですよね!

 さぁ、今年はどんな朝がやってくるのでしょうか。


 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。

 
コメント
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