「それぞれの空に」

THE LUCKY ONES 2008年

対イラク戦での退役兵士チーヴァー（ティム・ロビンス）と
負傷のため帰国休暇の兵士コリー（レイチェル・マクアダムス）と
ＴＫ（マイケル・ペーニャ）

同じ飛行機でケネディ空港に到着
が、しかし大停電でそれぞれのホームに帰れなくなる

止む無くレンタカーで一緒に旅することになって

まずやっと着いたチーヴァーの家では、２年間の間にすっかりと妻の価値観が変わってしまって離婚してほしいと言われる

ほかの二人はここで飛行機に乗り換える予定が
彼のことが心配になって残ってしまう

、と同時に、チーヴァーは息子の入学費用が必要になり、お金を工面する旅に出て
傷心の彼のことが気になるコリーとTKは同行する

コリーは戦死した恋人の遺品のギターを家族に渡そうと思い
TKは怪我を負って恋人にどう顏を合わせるかと悩み

それぞれが思いをこめたホームなのだが、次第に友情があつくなって



シリアスなのかと思うとそうでもなく
かといってコメディでもなく

周りの人たちからthank youって言われるかと思えば非難もされたりで
戦争の意味を色んな方面からさとされるみたいな
でも重くなく、

ラストに３人がまた同じ飛行機で戦地へ旅立つところのシーンは
機がどんどん小さくなっていくと同時に
空の色がだんだん変わって・・・ここは万感の想いが

パンチが効いてる風ではないけど
なんとなく、気になる・・ような映画でしたｗｗ