CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

山崎豊子著・「運命の人」全4巻

2011-09-20 13:11:46 | 読書
真夏のような暑さが今日は一気に涼しいです
台風の行方が気になるところ

「1Q84」BOOK2と並んで本屋さんに出てたのが2年前
単行本でよう買わなくて、文庫本になるのを待ってたんです



運命の人

≪ストーリー≫
昭和46年、新聞記者の弓成亮太は
外務省筋から情報を得て沖縄返還に伴う「密約」を手に入れる

当時、日本政府は3億2000万ドルを特別支出金としてアメリカに支払われたが

その内の400万ドル(時価で約12億円)は
アメリカが沖縄に「土地現状復旧費用」として支払うべきもので
本当は3億1600万ドルのはずだった

一時肩代わりとして日本側がそれも含めて支払ったもので

(~ちなみに、現在も支払われてはいない、~
ちょっとわたし頭こんがらがってるけど、この400万ドルって純粋にアメリカが払うべきで、この立て替え金は返してもらって、なおかつアメリカからもらうもの、ですよね)

このとくダネを女性事務官から得た弓成は
記事にするかどうかをキャップと協議の結果、情報筋を明らかにすることが出来ず、
「特集」として載せることにする

そして、政府に突き止めるべく、野党の議員に願いをこめて書類のコピーを渡す

ところがその議員がコピーを公にしたため
情報筋が発覚し、弓成と女性事務官の不義も露見してしまう

裁判になり、「国民の知る権利」を主題に戦った一審では
女性事務官は「国家公務員法・機密漏えい」として有罪に
弓成は無罪を勝ち取る

しかし、外務省は控訴
二審では弓成は「そそのかし罪」で有罪に

ふたりの間に情事があり、まして家庭もあった関係に
弓成は女性に、脅迫まがいのこともあった、と
彼女の身の上を守るべく、彼は反論せず

有罪を認め、新聞社も辞め、家庭も後にし

九州で大々的にやってる青果業の実家に身を寄せる


☆・・・・☆☆・・・・☆☆・・・・☆

後半まだまだありますので
続きは明日アップします





コメント
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