CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「6才の僕が、大人になるまで」

2015-08-06 12:09:15 | 映画・洋画
BOYHOOD  2014年  BD
BOYHOOD:少年時代、少年期



≪ストーリー≫
メイソン(エラー・コルトレーン)が6歳のとき、
母オリヴィア(パトリシア・アークエット)と姉サマンサ(ローレライ・リンクレイター)と一緒にテキサスからヒューストンへ引っ越す
父親(イーサン・ホーク)は離婚後アラスカに行き、その父が一年半ぶりに会い来る

母は生活のため実家に世話になりながら、資格を得るために再び大学で勉学に励むことに、

そして大学の教授と結婚、挫折し離婚、
常に子供のことを考えながら生きていくオリヴィア、

一方父親とは、週末に二人の子どもたちと共に過ごす・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

気になってた映画です

実際12年間に亘って撮影されたもので、一種ドキュメンタリーっぽくも見えるんですけど、
そこはやっぱり映画であって、美しく撮られていました

実際、6歳の少年が12年経って大学に入学するまでを描いています
同じ年月をかけてつまり12年かけて出来上がった作品は、
あの愛くるしい少年が青年に成長する姿に、なんとも、こちらも母親になった思いでつい見入っちゃいました

画面が変わると彼らの容貌が変わっていくんですね
サマンサも同じ、
~イーサン・ホークはなんや変わらへんなあ、って感じですけど~

物語りはホンマ日常で、ドラマティックな展開もなく、
その折々、家庭環境が変化していく中で姉と弟の大人へなっていく姿が見えます、

また、母親の自分自身の幸せを求めて何度も結婚するんでしょうけど、
最後は子供のことを思って次のステップへと進むのは結果的には勇気もいっただろうな、と

どこにでもありそうな、居そうな母子関係です

最後、メイソンが家を出る瞬間オリヴィアが放ったひとこと
よ~く分かりますね、

160分強、長いです、
ちょっと早送りしようかな?って思いながらも、けっこう良かったですね


若者はメイソン、母親はオリヴィア目線になるかな?
イーサン・ホークの存在も大きい映画です



コメント
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