すべての悩みは対人関係にある、と
それは納得です
最近、ある人間関係が行き詰って、この本を手にしたんですけど
まず、トラウマ論の否定です
「過去の原因ばかりに目を向け、原因だけで物事を説明しようとすると、話はおのずと『決定論』に行きつきます。
つまりそこから起因すると、未来は決定済みである。」
フムフムそうそう、何ぼ分析して原因を突き止めても、そこから次のステップにはいけないこともあるよ
過去の事ばかりにとらわれて、人のせいにしていくと「あなた、そこはなんだか違うんじゃねえ?」
って思ってて、ひとり頷いてました
次に自分のことが嫌いな人のこと
人のことを羨む、
「大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである。
交換ではなく、更新なのです。」
「ライフスタイルが先天的に与えられたものではなく、自分で選んだものであるなら、再び自分で選びなおすことが可能なはず」
劣等感とは
「客観的な事実ではなく、主観的な解釈」たしかに「性」ではなくて「感」ですもんね
自慢は劣等感の裏返し
「不幸であることによって『特別』であろうとし、不幸であるという一点において人の上に立とうとします。」
不幸を武器に相手を支配しようとする・・・家族や友人を心配させその言動を束縛し、支配しようとする
もしも面罵されたなら、その人の隠し持つ「目的」を考える。
そのことによって、反論をすると、おたがい勝つことによって、自身の力を証明したい方向へと行き、
負かされた方は次の段階「復讐」へと進む。
子どもなら自傷行為に走ったりして、親が困って自分のせいだと己を責めていく・・「親への復讐」
それを回避するには相手へリアクションを返さない
「誤りを認めること、
謝罪の言葉を述べること、
権力争いから降りること、これらはいずれも『負け』ではありません。」
~私も一時期ずっと責めつづけられ、かなり落ち込みましたが、ここを読んで少し気持ちが軽くなりました~
愛のタスク
「他者はあなたの期待を満たすために生きているのではない。」
嫌われる勇気
「他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストを支払わない限り、自分の生き方を貫くことはできない。」
「人は自分には価値があると思えた時だけ、勇気が持てる。
わたしは他者に貢献できている、と思えること。」
「ここに存在しているだけで、価値がある。」
ありのままで良いんだよ、って言葉最近どんだけ使ったことか、
「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」
を持って、共同体感覚が持てる
ワーカホリックの父親は、
「『行為のレベル』でしか、自分の価値を認めることができていない。」ここも納得
「過去にどんなことがあったかなど、あなたの『いま、ここ』には何の関係もないし、未来がどうであるかなど『いま、ここ』で考えることではない。」
~この年のなるとここも解るけど・・~
難しくてなかなか前に進まなかったです、
その時の自分の悩みからはとっても癒されましたが、
2度読んでもちゃんと理解したかというとまだまだ、
はっきり言えることは、
ソクラテスの言葉を書き残したのは弟子のプラトンだった、ってこと
って、おいおいそこかい(^^ゞ
哲学と心理学は別物だし、
人の幸せを考えていくのは、計り知れなく抽象で、掴めなくて、
人それぞれで、だから「いま、ここ」を大事に生きる
「嫌われる勇気」を持ちながら、
「ありのまま」を受け入れながら、「愛のタスク」を持って、
共同体にしていく・・・
「夢をかなえるゾウ」は読みやすかったし、わろうたけど、
この本、なかなか手ごわいゾウ、ふ~む難しかった