「幸せをつかむ歌」

RICKI AND THE FLASH　　2015年　　BD



≪ストーリー≫
54歳のロック・ミュージシャンのリッキー（メリル・ストリープ）は、
20年前に家族を捨ててこの道に生きる、
ある日、元夫のピート（ケヴィン・クライン）から電話があり、
娘のジュリーが離婚を言い渡されて深く傷つき家に帰っているという、
後妻は実父の看病に行って留守だと聞き、

迷いながらもピートの家に、しかし、そこは高級住宅街で別世界、
着のみ着のままの、濃いメイクのリッキーには不似合いなところ、

娘は結婚式にも来なかった母親を責めるが、そこは自分なりのやり方で彼女を慰めようと、

実の母親が来たことで、長男、次男も交えて食事会をするが、
やはり、自分だけ浮いている、
おまけに精神のバランスを崩しているジュリーも悪態をつく、

なにもかも憎まれている自分の生き方にどうしようもない淋しさを感じる・・・

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「マンマ・ミーア」で見た彼女があったんで、ギター演奏も歌も彼女自身なんだろうなあ、と思ってました、
でも、こんなイタい、ロックなおばさんはちょっと想像と違ってましたね、
音楽の先生「ミュージック・オブ・ハート」とかやってたもんね、

RICKI AND THE FLASHで、一回だけアルバムを出した彼らは、
LAの場末のバーでけっこう常連さんも居たりして人気はあるんですけど、
他にバイトもしたり、生活はぎゅうぎゅうなわけ、

で、長男の結婚式に行くことになって、
恋人でもあるギタリストがギブソン（やったかな？）を売ってメンバーの旅費を都合して、
その会場で自分しかできないお祝いの表現をステージでやるんです、

やっぱり、ここはクライマックスです、
家族、母子の問題となると涙が出ますよ、
同じような映画は数々ありますけど、これ系はヤバいです、

けっこう来ましたね、良かったです


まあまあ突っ込みたいところもありますけどね、
音楽も良かったし、好きなジャンルです

メリル・ストリープの娘が出てました、もうそっくり(@_@)