去る11月19日(金)、俳句サークルに出席した。
予め提出しておいた宿題の3句について。
(原句) よく見れば顔写真なり芋を買ふ
(コメント) 「よく見れば顔写真なり」の意味が伝わらない。
上五は「生産者の」がよい。
言い訳になるが私も初めは上五を「生産者の」としていた。
しかし最近、商品のラベルに生産者の氏名や顔写真まで入っているものをよく見かけるので、「生産者の」では平凡だと思った。
「その顔写真が豆粒のように小さかったので、よく見て確認して買ったのだ」という気持ちを入れたかったのだが・・・。
(添削例) 生産者の顔写真あり芋を買ふ
(原句) 秋晴れの古巣に建てり新工場
(コメント) 中七の「古巣に建てり」の意味がよく伝わらない。
初めは「古巣に立てり」としていたが、自分が立っているのか新工場が立っているのか、
不明確だと思い直し、新工場だということを明確にするため「建てり」とした。
ところが「建てり」では「建っている」ではなくて「建てた」と言う意味に誤解されるようだ。
国語が苦手だった私には、またしても日本語の表現の難しさを痛感させられた。
実は、元いた会社の空き地に新工場が建ち、会社が益々発展している喜びを詠みたかったのだが・・・。
添削例にも自分の思いと若干違い不満が残る。
(添削例) 秋晴れや古巣の跡の新工場
(原句) 小春日和飛距離伸びたるめでたさよ
(コメント) 「めでたさよ」の意味が伝わらない。
小春日和で気分よくゴルフができたこと、しかもドライバーの飛距離が伸びたときの
嬉しかったことがつい「めでたさよ」になったのだが・・・。
(添削例) 小春日や飛距離伸びゆくうれしさよ
今回は日本語の表現の難しさを改めて教えられたのと日本語の正しい表現がいかに大事かと言うことを勉強させられた。
俳句作りには、まだまだ大きな壁が立ちはだかっていることを痛感させられた。
数日前に先生から初出版の句集「立山日和」をグループ全員が頂いた。
↑ 先生の処女句集「立山日和」
なにしろ難しい漢字が時々出てくるので辞書を引きながら読んでいる状態である。
予め提出しておいた宿題の3句について。
(原句) よく見れば顔写真なり芋を買ふ
(コメント) 「よく見れば顔写真なり」の意味が伝わらない。
上五は「生産者の」がよい。
言い訳になるが私も初めは上五を「生産者の」としていた。
しかし最近、商品のラベルに生産者の氏名や顔写真まで入っているものをよく見かけるので、「生産者の」では平凡だと思った。
「その顔写真が豆粒のように小さかったので、よく見て確認して買ったのだ」という気持ちを入れたかったのだが・・・。
(添削例) 生産者の顔写真あり芋を買ふ
(原句) 秋晴れの古巣に建てり新工場
(コメント) 中七の「古巣に建てり」の意味がよく伝わらない。
初めは「古巣に立てり」としていたが、自分が立っているのか新工場が立っているのか、
不明確だと思い直し、新工場だということを明確にするため「建てり」とした。
ところが「建てり」では「建っている」ではなくて「建てた」と言う意味に誤解されるようだ。
国語が苦手だった私には、またしても日本語の表現の難しさを痛感させられた。
実は、元いた会社の空き地に新工場が建ち、会社が益々発展している喜びを詠みたかったのだが・・・。
添削例にも自分の思いと若干違い不満が残る。
(添削例) 秋晴れや古巣の跡の新工場
(原句) 小春日和飛距離伸びたるめでたさよ
(コメント) 「めでたさよ」の意味が伝わらない。
小春日和で気分よくゴルフができたこと、しかもドライバーの飛距離が伸びたときの
嬉しかったことがつい「めでたさよ」になったのだが・・・。
(添削例) 小春日や飛距離伸びゆくうれしさよ
今回は日本語の表現の難しさを改めて教えられたのと日本語の正しい表現がいかに大事かと言うことを勉強させられた。
俳句作りには、まだまだ大きな壁が立ちはだかっていることを痛感させられた。
数日前に先生から初出版の句集「立山日和」をグループ全員が頂いた。
↑ 先生の処女句集「立山日和」
なにしろ難しい漢字が時々出てくるので辞書を引きながら読んでいる状態である。