『「数式思考」の技術』 中島孝志著 (講談社+α新書) 定価:838円
【この本を読んだ理由】
現役を退いた私にはあまり関係のない本だが、ついタイトルの「数式思考」なる言葉に惹かれて。
【読後感】
全部で44の数式(グラフ表現のものを含む)が出てきた。
殆んどが足し算、引き算、掛け算の組み合わせで不等号(<、>)も結構あった。
著者の狙いは成功ノウハウを「見える化」し仕事脳を鍛えることなので、数式を用いて図解化を図ったのでは。
例えば、
“問題解決の数式
n(-1+2)=∞
問題解決のキモは1歩後退2歩前進。
マイナスを1つひとつ解決すると、いずれ無限大のプラスに変わる・・・・・
1963年、「経営の神様」松下幸之助が松下電送をファクシミリ分野で世界一のメーカーに生まれ変わらせたときの話。”
理解できそうなものも難しくて理解できないものもあった。