★阪急交通社の海外ツアー(つづき)③
“日本航空往復直行便利用
おまかせ オランダ・ベルギー・ルクセンブルク・ドイツ 8日間”
出発日 2013年5月13日(月)
帰着日 2013年5月20日(月)
<3日目> 5月15日(水)の続き
移動:ブルージュ→ゲント(
ベルギー):
約55Km
↑ 高速道路の表示板に“Gent”の文字が見えた。
↑ 車窓には山のないベルギーの平地が続く。農家のビニルハウスも見える。
↑ 12時20分ごろ、ゲントの街が見えてきた。気温15℃まで上昇。
・
昼食:ベルギーの郷土料理“ワーテルゾーイ”(ゲントのレストラン)
↑ ゲントのレストランで昼食。
ゲントが発祥の地といわれる“ワーテルゾーイ”(肉類を茹でた煮汁にクリームと卵黄を入れて作る)を食べた。
観光:
ゲント(
ベルギー)
ゲントは、2つの川の合流点に花開いた中世の都。街の名の語源となっている。東フランダースの州都。
中世には毛織物工業でブルージュと繁栄を競い、現在も当時の面影を色濃く残している。
◎
聖バーフ教会
旧市街地にあり、数多くの美術品が収蔵されている。
中でもヴァン・アイク兄弟の合作である三連祭壇画「神秘の仔羊」は、15世紀フランドル絵画の最高傑作。
ゲントの至宝とも言われている。
↑ 聖バーフ大聖堂。外壁は改装工事中だった。
↑ 大聖堂の内部・祭壇付近。
↑ 心理の説教壇
↑ 三連祭壇画「神秘の仔羊」
○
鐘楼【世界遺産】
13世紀ごろギルドによって建てられた。ギルドの繁栄を物語る街の象徴。高さ91m。
定刻になると、屋根下にある53個のカリヨンが美しい音色を醸し出す。
↑ 鐘楼
↑ カリヨンの美しい音色を醸し出す鐘楼の頭頂部。
・
聖ミカエル橋:ゲント旧市街の景観を満喫できる最高のビューポイント。
↑ 聖ミカエル橋。レイエ川に架かる1909年建造の橋。
・
コーレンレイ:穀物海岸という意味のレイエ河岸。
↑ 聖ミカエル橋から見たコーレンレイの眺め。建物の多くは20世紀に復元されたもの。
↑ ファサードに2羽の白鳥のオブジェがある建物は16世紀のビール醸造所。
・
グラスレイ:ギルドハウスが並ぶレイエ東岸。
↑ グラスレイ。ブラバント・ゴシック、バロックなど、さまざまな建築様式のギルドハウスが並ぶ。
・
フランドル伯居城:バイキングの侵入に抗い、9世紀に建てられた城砦が起源。
↑ フランドル伯居城。昔の城塞が拷問器具の博物館に。
↑ フランドル伯居城の内部を巡回していた衛兵?がこちらに向かって手を振った。
・
精肉市場の建物
↑ カジュアルなカフェ。店内は倉庫のような造り。散策途中の休憩スポット。
移動:ゲント→ブリュッセル(ベルギー):
約55Km
↑ 道路標識に“Brussel”が見える。
ここで、この日の予定では、ブリュッセル到着後、夕食まで自由行動となっていた。
しかし、ブリュッセルの渋滞もすんなり抜けられたので、翌日のブリュッセル観光を前倒しすることになった。
後日、分かったことだが、この決断は添乗員さんの大ヒットであった。
16時30分ごろ、ブリュッセルに到着。気温は18℃まで上昇していた。
観光:
ブリュッセル(
ベルギー)
ブリュッセルは、新旧の魅力が凝縮されたベルギーの観光拠点。
ベルギーの首都であり、ブラバン州の州都。
古くから交通の要衝として栄えた。
現在はEUやNATOなどの国際機関の本部が置かれている。
○
グランプラス【世界遺産④】
中世の面影を色濃く残す壮麗な建物群に囲まれた広場はヨーロッパでも屈指の美しさを誇り、
1998年には世界遺産に登録された。
↑ 17時ごろ、グランプラス。
○
ブリュッセル市庁舎:グランプラスで最も華麗な建物。
↑ ブリュッセル市庁舎
↑ ブリュッセル市庁舎の96mの尖塔は、グランプラスのシンボル。
↑ 頂には守護天使ミカエルの像が輝いている。
○
ギルドハウス:かっての組合所、美しいシンボルの装飾に注目。
↑ ギルドハウス。現在、組合は解体され、建物はレストランなどに使われている。
建物の壁面には当時の職業を表す紋章や思いを込めた像などが飾られている。
○
ブリュッセル市立博物館(王の家)
1536年建造の美しいファサードをもつ石造りの館。
スペイン・ハプスブルク家の支配時代にはスペイン政庁として利用された。
内部は博物館になっている。
↑ ブリュッセル市立博物館(王の家)。
○
ブラバン公の館:イタリア風ファサードの館。
1698年に建造され、1882年に再建。
金箔をあしらった豪華なファサードの2階部分に、
歴代ブラバン侯爵19人の胸像がならんでいるためにこの名がついた。
↑ ブラバン公の館。
・
セルクラースの像:さわると幸せになるブロンズ像。
グランプラスで最も古い館の一つ、「星の館」の壁にある英雄ブロンズ像。
↑ セルクラースの像。像の左手にふれると幸運になるという言い伝えがある。
○
小便小僧:ブリュッセルのシンボル。
グランプラスから徒歩で5分くらいのところにある。
1619年、彫刻家ジェローム・デュケノワが製作。
像の由来は、爆弾を小便で消して街を救った少年の武勇伝から誕生したなど諸説がある。
↑ 小便小僧。目の前にすると意外に小さい。
↑ アップして見る。
夕食:ブリュッセル・グランプラスのレストラン(
ベルギー)
↑ 18時30分、夕食を食べたレストラン。夕食のメインはムール貝の料理だった。
夕食後、ホテルへ。
宿泊ホテル:
シェラトン エアポート(
ベルギー)
↑ 20時50分、ホテル・シェラトン エアポートへ到着。ここは2連泊。
↑ 21時20分、ホテルの窓から見えた日没。丁度、飛行機が飛び立った。
明日の晴天を夢見て就寝。
(添乗員)明朝の予定
・起床 6:30
・朝食 7:00
・荷物出し 8:00
・集合 8:50
(つづく)