突然ですが「恋」のことです。
恋も論ずれば限りなく深く、心の奥底まで散策できるとは思いますが、今日はシャンソンの「恋」のことです。
シャンソンはフランス語。映画のセリフを聞いていると、喉の奥に何か詰まったような突っかかるような言葉という印象(世界の中でも上品な響きの言語とも言われているのに…)で、二千和会でよく使うお店「シャ・ノアール」がフランス語で「黒い猫」だなんて思いもよらなかったのでした。ちなみに私は第二外国語にドイツ語を選びましたが、それもとっくに忘れています。
「サン・トワ・マミー」の歌の題はフランス語のままですが、それは英語に少し似通っているとしたら…?と推測すると…よくわからない…??
以下のインターネット上の「誰かさん」みたいにしばらく疑問でした。
サン・トワ・マミー(Sans toi mamie)
作詞・作曲:サルバトーレ・アダモ
日本語詞:岩谷時子
1 二人の恋は 終わったのね 許してさえくれないあなた
さよならと 顔も見ないで 去っていった 男の心
たのしい夢のような あのころを 思い出せば
サン・トワ・マミ-
悲しくて目の前が暗くなる
サン・トワ・マミ-
2 街に出れば 男が誘い ただ意味なく つきまとうけど
このあたしが 行きつくとこは あなたの胸 ほかにないのよ
サン・トワ・マミ-
風のように 青空をさまよう恋
サン・トワ・マミ-
さびしくて 目の前が暗くなる
サン・トワ・マミ-
それはフランス語を知らないからなのですけれど、そんな先入観をもってしまったものはなかなか打ち消しができません。 「サン・トワ・マミー」は「ママ、お母ちゃん」には全く無関係で、【Sans toi m'aime】 と書いて英語では【Without ・・my Love】 つまり【私には恋はなくなった(私にLoveはない)】 みたいな意味になるんだそうな。
これで、ハハーン、日本語の歌詞の【私の恋は~ 終わったのね~♪♪】 となるんだね!!! と、一人納得したのでありました。せっかく調べたから、この文章は私の「勝手に雑記帳」のページにも載せとこう!!
以上赤い色の文字はインターネットからコピーしました。
岩谷時子の「私の恋は終わったのね」という訳の素晴らしさを味わい、サン・トワ・マミーを改めて鑑賞すると、その失恋を自分で納得しながらその恋を見つめるのは、弱くて愚かしい女ではなかった、とこの主人公の味方をしたくなりました。
これは私の備忘録にしておきましょう。(SO)