いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

みんなハンサムで若かった…

2007年07月26日 | SO-Color

傘寿の恩師を囲んで


あの頃はみんな子供だった
若かった
みんな理想を求めて
向上したいと
何らかの見えない敵と闘っていた
そして闘った分
ちょっとしたことが嬉しくてとても素直に喜べた
友達もまた同じように
闘っていた
同士とも戦友とも言えるクラスメイト
友情が芽生えた
生徒たちに近づけて肩を並べてくれたのか
ガキ大将を演じてくださった先生は
今年は傘寿、八十歳

あの頃から五十年経ったけれど
あの頃が懐かしくてこうして集まってくる
何十回と繰り返されたクラス会だが
顔ぶれも決まってきていてお馴染みメンバーが揃う
そんななか
「場違いかな?」と
ここ三、四回ご無沙汰で久しぶりに参加の
友の感想…
みんな仲間と思っていたのに
思いもよらない友の気持ちにハッとする
彼女は高田馬場から
集まったみんなにお土産を
持ってきてくださった
重かったろうに…
メキシコ産のマンゴーを12個も…

「次回、俺は欠席する―たまにはゲストになるために」
「そんな考え方はKの癖だね」と彼の親友が言う
「Wさんは転校生なのにだんだんデカイ顔するようになったね」
そう言って笑うYも転校生
「Y君の後に続いているだけよ、彼方は横綱。とても敵いません!」
Wも軽口をお返しする
みんな同じ過去の 同じ場で
同じ空気を吸ってきた
旧友に会うことは心弾む時だ

年を取ったんだね
若かった自分に帰るチャンス
自分の存在価値を改めて確認している
なかには病気で来られなかった人も
残念なことに亡くなられてしまった人もいる

一期一会と唱えながら
いまこの時は二度と来ないのだからと
ことさら重く 大切に考えて
生きて行きたいと
思うのだ
    
「お土産のマンゴー、そろそろ頃合に冷えたので食べようっと!」

 

 日本には昔から「待ちの文化」という独特な考えがあることを何かの本で読んだことがある。上の写真は昨夜―7月25日の月。デジカメで三脚を使わないのに多少のブレ程度で、よく撮れたと自負している。
 上弦の月(半月)(7日ごろ)も過ぎてこれは十日夜〔とおかんや〕。続いて十三夜、満月(十五夜・望月)になるのを待つ。

 満月を過ぎると十六夜〔いざよい〕から立待月(17日ころ)、居待月(18日ごろ)、寝待月(臥待月〔ふしまちづき〕)、更待月〔ふけまちづき〕、下弦の月(23日ごろ)、有明月、三十日月(「晦日〔つごもり〕とも言う。大晦日を「おおつごもり」。ちなみに「つごもり」は「つきこもり」が転じたもので、月が姿を見せないのでこう呼ばれた。)と、寝る時間まで待っていたり夜も更ける時刻まで…とにかく月が上るのを待っていたその気の長さ。いにしえのお方は「ほんとによく待ったなぁ」と思う。
 デートで相手が遅れて来ても、月を眺めて待つくらいの余裕が持てたら…なんて言葉も聞こえる。
 「月を眺めていて遅れた」と言って許してもらえるような…あぁ運命が変っていた人もいたかも!! そんな人が、現代の世に実際居られるのかしら?


演劇を見る会

2007年07月26日 | YG-World

ちば演劇を見る会は「素晴らしい演劇を、近くで安く気軽に見続けたい」と願う人々が周囲の人々に働きかけサークルを作り、1992年5月にそれらのサークルが集まり非営利の芸術文化団体として発足しました。


今回の観劇(これを例会と呼んでいます)
朝焼けのマンハッタン
出演: 竹下 景子・夏八木 勲 

社会的なメッセージがあり、政治色も少々ありかなと思われるので
人によっては賛否両論かもしれません。
しかし、舞台は役者さんの息遣い、ひかる汗まで生で見ることができます。
観劇・感激でしょう。


次回は8月末。
市原悦子さん出演のドラマライブです(^_^)/~。

ちば演劇を見る会は誰でも入会できます。
年6回の観劇会に参加できます

入会金(入会時のみ)1,000円
月会費         2,000円  

          少し面倒なルールがあります。
       *3名以上でサークルを作る
       *毎月、決められた期間内にサークルの人数分の会費を事務所に持参
       *年1会は、例会運営サークルとしてお手伝いをする。、

    私たちは95年第19回の『桜の園』から入会しました。
    単純にサークル名も『桜の園』です。
    今年の1月例会『シェークスピア』の運営当番でした。
    いろいろな経緯があるのですがカーテンコールでの花束贈呈の役が
    回ってきて宝塚出身の安寿ミラに花束を渡し、握手してきました。
    「どうだった??」と聞かれたのですが、何せ初めてでぶっつけ本番。
    幕が閉まったら脇に行って、安寿さんが他の出演者を呼んだら正面へ
    行ってお辞儀が終ったら同時に花束を渡す。
    こんな段取りを休憩時間に言われたので、ひたすら頭の中でそれを
    反芻していた状態。
    『顔が小さかった』 『指が細かった』

    こんな体験もたまにすることができます。