毎年恒例のW家の家族新年会。基本はSOの父母からということで、それぞれ独立しても年の初めに全員が一堂に会して、あらためて家族の気持ちを忘れずに時を追っていきましょうと、そして次代を担う孫子世代も、幼いときから互いに慣れ親しむ機会を上の世代が作ってあげましょうと、行っている。
でもこれは長子である私が取り仕切っているから、少々面倒でもやってのけるが、義理関係(主に女性が世話をする係りだからほねおり加減が違い、嫁の立場だとしたら大変さが先に立って、毎年続けるのも面倒で苦労に思ってしまうかも知れないが…?? 因みに我がすぐ下の妹は長男に嫁ぎ、今でもこのような一族の新年会を婚家でも、この前日2日にしてきている。エライ、偉い!)
この新年会を一番喜んでくれているのは、勿論私たちの孫世代だ。「Rinちゃんが来るなら行きたい」などと親たち(私にとって甥姪)にせがむようだ。
大人たちはそれぞれに今を語り合ったりしているうちに、10歳を頭に孫世代は別室へ…。
いつも遊ばない部屋でかくれんぼをしてみたり、イカした男の子(もちろん彼女たちには、はとこ同志なんだけれど)に「王子様ぁ~」なんて言って追いかけっこしたり、ゲームに打ち興じたり…楽しんでいる。
この子達が年頃になってからでは、こんな集まりをしたって駄目。小さいときからなら兄弟のように遊べるし楽しいし、思春期になってもヘイッチャラで親しむ気持ちが強いままだ。我が子たちもそうして育ったから、今も面倒がらずに集まってくれる。
お宿になる私はちょっと面倒に思い一時正月3日にはしないで、成人の日にしたこともあったが、そのための休みを取ったり集まる皆も無理をする。どうせ無理をするなら、ちょっと無理と承知で毎年続いていた「3日」ということになっている。
面倒な訳はO家の居住地が離れているためもある。
こちらはSO家族からのスタート。娘家族が暮れから正月にここに集まる。自分で言うのもなんだが、それぞれが目標を立てて頑張っている真面目人間の集まりだと自己評価している。
丹那トンネルで
2日16時にN市のO家を発ち23時30分にようやくW家に到着。
渋滞、スムーズ、渋滞、スムーズを繰り返しなんとか7時間をかけて戻る。
そして3日の新年会を開いている訳だから、
時間的に結構大変なことをやってのけていると、省みれば思う。
今年もみんなが無事一年を乗り越えられると思って励むだろう。