いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

春はひそやかに

2008年01月16日 | 雑記自由帳
     
 私は冬の落葉樹が好きだ。いつも緑を湛えて冬も頑張っているのもいいけれど、あっさりと木の葉を落として冬を耐えているような姿もなかなか良いと思う。むしろこちらの方が好きと今の季節は裸木応援団に居る。

 雑木が立ち並んでいるが、その枝のひとつ一つに巡り来る春の準備を仕出しているのを見つける。

 これは近所にある桜の樹。ネ、ネ!枝の先に小さく蕾らしき膨らみが見えるでしょう?
 下の写真左は、何年か前に柏崎原発の発電装置を見学に行ったのだが、そのときは3月半ば。まだまだ雪景色であった。今ごろ北陸の山は雪に覆われているのだろう。
 
  あ~、これは(右の写真)千葉の公園のスナップ写真です。季節を当てて見てください。
 人工ですが小川がゆっくり流れています。

実のなる木

2008年01月16日 | 雑記自由帳

 庭に植える植物には、花を楽しみ愛でられるものを植えるのが一般的かもしれない。しかし、実がなる木は、味覚を満足させる楽しみがあって、嬉しいものだ。
 特にお薦めはこれから楽しめる梅の木だ。花も良い。樹の姿も良い。そして梅の実がまた良い。
 今、味覚は満足する訳ではないが、庭は千両の黄色と赤色の実が満載で見ごろである。また、万両は赤と、白がこの庭にある。私はこれと言って手入れはしないのだけれど、ちゃんと季節になれば自己主張して輝いてくれる。
 
  
     赤い鳥 小鳥       白い鳥 小鳥
    なぜなぜ赤い       なぜなぜ白い
    赤い実を 食べた     白い実を 食べた
                           
 庭によく小鳥が訪れる。みかんをもがないで樹につけたまま
年を越した。鳥がついばみ、とうとう無くなった。
 
 小鳥は今、千両、万両の実を狙っている。赤い万両は鳥の足場が良いらしく、去年は全て食べつくした。しかし我々の目を楽しますには実だけじゃつまらない。やはり花の方が良いか!
  
 白い山茶花は好きだ。この花びらの変わった形状の八重咲きが何とも言えない美しさ。毛虫に弱いというか毛虫がこの樹によく巣くっているのが、玉に傷というところか。
 梅が良いから…と手持ちの写真を探した。
 昨年撮ったものが何とか見つかった。しかしこの枝垂れ梅は実が付かないなぁ!

 実を期待できないのは花がきれい。天は二物を与えない…なんて言うけれど、世間には二物も三物も与えているではないか…と不平を言いたくなるような、羨ましい存在もあるような気がしてきた…果たしてそうなのかどうかは本当のところはわからないのだけれど。