非武装地帯
1953年、休戦協定によって設定された軍事分界線の南北各2kmずつを分割した地域
第3トンネル・映像館・資料館で少し歴史を学んだ後、トラ展望台へと向かいます。
トラ展望台 はるかに見える山は北朝鮮側
寒いのですが、晴れて風が強いのでこの日は良く見えますとの事。
韓国旗がすぐ真下に、更にその奥に北朝鮮旗。
ケソン市の工業団地・そして将軍様の銅像の台座が少し見えます。
ここはカメラ禁止。各々の目が頼りです。
韓国の山か北朝鮮の山か、一目瞭然とか。
木があるのが韓国。北朝鮮の山には木が無い。
燃料として切ってしまったから。
逃亡してもすぐわかるように。
そもそも植林と言う概念が無い。 これはガイドさんの説明です。
少し見づらいですね。黄色い線を越えてのカメラは禁止。
誰がどうしても北朝鮮を眺める人たちの背中しか写りません
若い軍人さん2人がこの黄色い線から出て写真を撮らないように見張っています。
北朝鮮を最も近くから見ることができる韓国最北端の展望台。
500ウォンの望遠鏡で皆さん見ています。
シャトルバスは次、『トラ山駅』に向かいます。
韓国最北端の国際駅
分断の象徴的な場所であると同時に統一されたら、南北交流の関門と言う歴史な意味を持つ場所。
ちょうど列車が止まっていました。わかりますか?
何だかこの周囲の雰囲気にそぐわないカラフルな列車です。
一日3本だけソウルからやってきます。
列車の乗客より観光客の方がはるかに多いと言うのもわかります。
とてもきれいで広々としているのですが、実際に活動していないのでエネルギーが感じられません。
やはり、ここでも若い兵隊さんが警備しています。 ガイドさん曰く
韓国最北端のトイレ
若い兵隊さんとツーショット
二人の間の微妙な空間 おもしろいですね。
今、ニュースでは北朝鮮の話題が多くなっています。
今週末はどうなるでしょうか?
今日の夕方のニュースで韓国側からということでこの展望台の映像が出ていました。7割は日本人客ということですが、百聞は一見にしかずですね。
もう帰国して1週間を過ぎました。
あっという間の韓国でした。ちょっと一味違った韓国を見てきたかもしれません。
なかなか遠出はできませんが、またパスポートを持って出かけたいなぁ~~~