いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

久留里城

2009年04月09日 | SO-Color

 急に用事ができました。君津郡のおへそのようなところ、この久留里城の近くまで行きました。折角来たのだからと、さあ~っと寄り道で久留里城へ回ってみました。

久留里城のホームページに クリックをどうぞ!
             
                月曜日休館のため外回りを散歩したのみ。

 
 
  
 
  久留里城は山城です。資料館などは休館ではありましたが、急な坂を登って行ってお城まで行きたかったのですが、途中で戻って来てしまいました。
 登っていく道すがらには桜、レンギョウ、花大根、ケマンソウなどが、一面に咲いていました。ゼンマイもコンクリートで固めた山肌の割れ目や排水のための穴から顔を出していましたし、土筆もすっきりと伸びていました。時間の制限さえなかったら摘んでいきたいところでした。

                     
  新井白石の銅像がありましたが、どんな謂れかも追及せず取り敢えずのスナップを撮りました。      
 
 久留里城は、雨に見舞われることが多くあり、「雨城」とも呼ばれているそうです。このときも、建物から出たら雨でした。
 雨が降るとは思えなかった空模様でしたのに。ところが、5分も経たないのに雨がやんで薄日が差し込んでくるような状態にすぐ戻りました。地形が為せるこのお天気だったと言えるのでしょうが、心の中はある想いで一杯になりました。
 人の一生は長いようで短いものだ…と。
 だから苦しさも耐えがたいことでも時を待てば、サッと通り抜けられることも考えられるのだ…などと想いを巡らせてしまいました。この雨も慌てずに通り過ぎるのを待っていれば、上がって来ていつのまにか晴れてくるのですよね。