藤の花の季節がやってきました。急に庭が賑やかになりました。
なぜ?
花が咲けば花の香り、そして花の蜜…、その蜜を戴きに蜂がやってきます。
ブンブンと大きな羽音を立てて……。
花で賑わい、虫もたくさん訪れることになります。
私はアシナガバチには怖いと思っています。足長蜂に刺された体験がありますから。
人並みでは無い“チクチクヒリヒリ…”とっても痛い! ヒリヒリ…あぁ!!
でも、この蜂はあまり怖がらないでいいとひとり判断しています。本当は、コワイ?
大きな蜂です。お尻が丸くて黒い色をしています。
いつも藤の花が咲くとどこからともなくやってきます。
花が無ければ、当然この庭にはやって来ません。頭を低くして写真を撮りました。
思わず、音楽の授業で習った歌を口ずさみます。
この歌ではバラの花の蜜に惹き寄せられたハチたちなんですね。
花が咲いてなければ、ハチは訪れては来ないようですね。
♪ぶんぶんぶん はちが とぶ
お池の まわりに
野ばらが さいたよ
ぶんぶんぶん はちが とぶ
♪ぶんぶんぶん はちが とぶ
あさつゆ きらきら
野ばらが ゆれるよ
ぶんぶんぶん はちが とぶ
村野四郎作詞・ボヘミア民謡
花の形、自然の造形…本当に感心します。
なぜこんなに美しいのだろう。花はどの花も!
小さなハコベの花でさえ、愛しさが滲み出るような可憐さと精一杯の生命。
本当にどの花も美しい。
でも
その花を美しい、素敵だと思わなかったら
残念ながらその良さは見いだせないのかもと思ったりします。
やはり、こころ…が大切。
ハートを生き生きと働かせて、万象を見て行きたいと思います。