いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

上高地へ①

2009年06月01日 | 会報お役立ち
 4月中旬に申し込んだ上高地行「新緑と残雪の北アルプス・たっぷり上高地4時間・・・」
 当日は玄関を出たら、たっぷりの・・・・・雨。雨降りだ。6時10分稲毛駅集合。
錦糸町からバスに乗り中央道をひたすら走って、走って…乗用車もどんどん追い抜いて行くくらいスピードもある。その間、雨が強くなったり弱くなったり、お天気だけは気まぐれだ。
 SOは前日からヘルパーさんに来られない旨伝えて母をお願いしてある。そしてちょうど車検の時期なので、昨日夕方に車をディーラーに預けて一日中を有効に使おうと計画した。
  
  
  
 中央高速道路の走行中の空模様と、一般道沿いに見える風景。梓川にかかるダム。こちらは東京電力と看板の文字。
 この川のながれに沿って走る。梓川~犀川~千曲川~信濃川(海へ注ぐ…、だんだん大きな河川となって流れているその川に沿っている。そう言えばこの川の分水嶺は、太平洋側には飛騨川、木曽川と流れる兄弟のような川かな?と、考える。そちら側のダムは中部電力。
 この雨…尾瀬の痛んだ膝頭の悲惨さを思い出し、さらに悲惨な…膝頭とふくらはぎの故障などと並べるものではないし、比べ物ではないが…防ぎようのないあの「飛騨川事故」を思い出さずには居られなかった。
 雨を含んだ山側の土が緩んで山崩れとなって、ちょうど差し掛かったバスを直撃して川に放りだされたあの事故。ほんのひとりか2人しか助からなかった、恐ろしい事故。私は保険かけているわ…なんて、悠長なことは言わない。バスが転落ならそれは運命共同体だもの。
  
  
 帝国ホテル前でバスを降りる。空も明るく日差しが見えて良い具合だ。
 ここで記念写真を撮ろうと、声をかける人はいたが、折角のその声に全員の反応はない。この帝国ホテルで「カラーライス」を食べよう…と、ツアー客でいっぱいとなる前に席を確保せねばとの思いで、リーダーは先を急いでくれていたのだ。