先日会費受付と封筒の宛名貼りのお手伝い(ここへ)をして、「ちば演劇を見る会」の当日は、アンケートの回収を手伝うということで、少し早めに会場の千葉市民会館(大ホール)に出かけた。
いつも楽しく演劇を見せて戴けるのは、皆が力を合わせて協力してくれているおかげだから、今回当番が回って来た時には、お役に立ちますとばかりに、殊勝な気持ちであった。しかし、そんなに大層な仕事でもなく、張り切っていた分肩すかしのようだった。
今回の演劇は、前から6列目の真ん中という、かなり良い席が当たって、アクターと近い場所でその方々の呼吸をも感じながら、十分に楽しめた。
いつもの「 うちら陽気な三人娘、三人寄れば姦しい…」のテーマソングで知られている「かしまし娘」と、実生活で正司照枝の息子と結婚した磯野貴理に加えて佐藤B作と、ベテランの役者が揃う。
かしまし娘の50年の歴史からくる、積み上げられたチームワークとそれなりのセンスとアドリブが光っているから、見る側を安心させて落ち着きのあるなか、笑わせてもらったし楽しませてくれた。
歌も踊りもユーモアも人間味あるペーソスも…
なかなか見ごたえのある雰囲気を醸し出し十分に満足であった。
例のごとくの高校時代の感激隊(観劇グループ)。
この日のために東京からお出ましメンバーが半分いらっしている。
もっとも、劇を楽しむ第1義的な目的に加えて、若さのあるおしゃべりや
歴史を踏まえた経験談やら、夕食を共に戴き、そうそうカラオケもそのコースメニューに。
カラオケでは、素晴らしい声の持ち主も、レパートリーの豊かさで感心する方も、
友達の歌で踊れる方、なかなか個性的で素晴らしい歌もあって…
そんな雰囲気のなかで演劇のあと5時間もご一緒!
歌いたい歌があまり自分に溶け込んでなくて歌いだしがあやしくても
途中不安な音程があっても「ごめんね」と、歌いだせるような仲間。
長年ピアノの先生をしていらした方からは何気なく手本を聞かせてもらえるし…、
日頃静かに暮らしていても、この時とばかりにリラックスして歌声を楽しみ、
どこかホッとするようなひと時をもてるような
やっぱり“心の洗濯”というところか。