17日は大変忙しく動き回った。私の年齢で以下のように予定のことを時間を区切って出来たことは、少々自信が出たというか、やれば出来るんだね…と自分を褒めてあげたくなっている。
実は、大阪に住む叔母(70歳)が癌を患っているのだ。7度の入退院を繰り返し、3度の手術をしながら病気と闘っているが、つい最近退院して今は小康状態にあると言う。医者からは余命○カ月などと区切りを告げられている。息子Hirokazuクンから、母親の状況に一喜一憂しながらの報告メールがこちらにも送られている最近の状況下で…突然のニュース。
それは、ビックリ仰天! 突然二人がこちらに来るという知らせであった。
16日昼過ぎに、大阪を出発。はるばる千葉まで長男(49歳)の運転で東名高速を走って来ると言う。耳を疑った。
大阪から約12時間かけて千葉県北部に当たる叔父(叔母にとっては義兄)のところまでたどり着けたわけである。患者の叔母は「大変なのはHirokazuで、私は座っているだけですもの…」なんて言ってのける。信じられない意志の強さだ。
関西育ちの美しく優しさが魅力の叔母は、痩せて一気に歳を取ってしまったが、このことは写メールで時々送ってくれていたので、逢った時は写真よりも動いているだけお元気にも見えたし、そんなには驚かなかった。
何を言って笑わせたのか、私が撮った写真だ。みんな朗らかに明るい表情で、大阪からの旅路を癒されることを願い、励ましの心で近くに住む親類が集まってきた。
私の前からの計画は、35年来の遠く移り住んでしまった昔の友達5人が集合するというものだ。5人が互いに調整し合って1年ぶりの1泊の旅が目前に待っていた。18,19日の下呂温泉行きがあったのだ。
しかし、これは何を置いても、大阪の叔母に歓迎の気持ちを表さねば私の気持ちがおさまらない。片道22キロくらいの道のりはものともせずに会いに行かなくてはなるまい。
手順よくしないと、私の前からの下呂行きが狂ってしまうのである。友達にも迷惑な話だし、そうなってはまずい。旅の準備として、まず、ジパング倶楽部に入会しているので駅の「みどりの窓口」へ出向く。
この窓口は5時までしか営業していないのである。次に叔母、叔父への手土産を求めて駅付近の名店ショッピング街にて買い物。
そして真っ直ぐに老健施設に居る母のもとへ。母のお昼の食事介護をしてから後に、小一時間マイカーを飛ばして叔父の家まで駈けつけ、しばし歓談する。そして5時半にはおいとまして、小一時間の運転後、母の家まで戻り、バスで駅へ、また行くという強行軍。
今日はどうしても大阪の叔母Chikakoさんと逢って、そして予定通りに、私は名古屋まで行きたいのである。(欲張りの実行? 叔父も無理は禁物だよ…とは言ってくれたのだが…。)
無理をして駈けつけて逢うことが叶ってよかった!
思ったよりきちんとされて、そして今も昔の美しさがにじむ叔母Chikakoさんとお話出来てよかった!
あ~、ライセンスを持った有難みがこんな時に実感する……車に乗れてよかったぁ!
マイカーのおかげで時間の短縮が出来、予定のことが全て完璧に為し得た。 21時21分名古屋着の新幹線を使い、あとは地下鉄で自宅まで20分かかるので、乗り継ぎ時間を入れて22時頃には自宅に到着した。二日分も三日分も動いた充実感を味わえた。