この度の旅は、いつもの同級生グループ Hathinin様。
11日小雨模様の中を成田空港へ。そして予定通り中国へ向けて飛んだ。
霧が多く雲の厚い地上から高くなるとこんなに澄んだ雲海が広がる。わくわく気分の旅の始まり…幕が開いたところです。
中国、杭州の空港でも日本と同じような、はっきりしない空模様。4人のガイドさんが私たちを出迎えてくれた。70人の御一行様は、35人ずつに分かれて出発。紅組と桃組と、ネームプレートで分け一目で識別できた。
私たちHathininは紅組。ガイド担当は陸さん(48歳)と陳さん(23歳)のお二人。女性の陳さんは単なる助手かと思ってよくカメラのシャッターを押してもらったが、最後お別れのバスのなかでプロカメラの方だったと分かった。
陸さんの奥さんは教師で、大学生のこどもがいるという、いかにも人が良さそう。一生懸命なガイドで、時々駄洒落に近いことを言って笑いを取ろうとしたり、中国の現状や、日本のニュースなども出しては絶えず話を途絶えないように心掛けているが、時々判らない(通じない)ことも言っていた。
バスの窓に張ってあったのは、これからの大まかな位置とコース。中秋の名月ころに海と河の水の大逆流として有名な銭塘江の上も通った。高速道路の周りに3~6階くらいのきれいで立派な建物が並んでいた。それには3人家族の農民が住んでいるという。昔は町へ行った若者は近年田舎に移り住み、婿入りするのも恥とは思わなくなっている風潮だとのこと。農民は優遇されていて裕福らしい。
杭州市内に入って鉄筋コンクリートの建物が増えてきた。
西湖遊覧。水は濁った緑色。雨模様だからという訳ではなさそう…。
西湖のほとりの花港観魚へ。ここの庭園もお金持ちが私財を投じて作ったのか。共産圏でも貧富の差はどうしても出てくるのだ…ネ。
左は白松。松の葉が見慣れているのに、幹の肌が白くむけるのでそう呼ばれている。
右の向こう岸の湖に張り出した建物には、20年前に母と姉妹ともに立って写真を撮った覚えがある。屋根はもっと黄色い色が綺麗だったが。
次はラテックスの工場。天然ゴムでマットレスは寝心地が良く、枕は固さも頭の置き具合・当たりも良いと仲間は、500元(約6,800円だったかな??)のものを何人か求めた。
中国の物は買わないと、確か…誰かが言っていたような気もするが。やはり寝てみると良いものはよいか……。
一応、出発時の成田空港で皆は気を揃えて、2万円を元と両替して、1300元のお札を財布にそれぞれ入れていた。(端数は仲間共通に使えば良いと一任する。) また、そのうちの1万円は、旅コースのオプションで支払ってしまっているのだから、もうお土産は[自分の旅を楽しむ]だけに使うしかないようだ。
しかし旅の終わりでは、それぞれ予算を超過していたようにも見受けられたけれどね。