今日はリニアモーターカーで上海空港に向かい、帰国の途に着くのみである。
盛りだくさんであったから、こんな3泊4日の旅にかなりの時間を要したようにも思える。
同室のChiekoさんと、人民元のお札を並べて撮影。なんとか使いきれそうねと。
実は私はすでに人民元は無い。でも、日本円はそのまま元として換算して使えた。
リニアモーターカーが滑るようにホームに入って来た。いよいよ帰るという実感だ。
左は車内のシートカバー。この水色の車内が日本では見られない感覚であった。右は7分30秒間のあっと言う間の乗車時間で空港駅に着いてしまった降車時の場面である。
折角だから、最高の時速になったその表示をカメラに収めた。その速度になるまでの速さをあげて行く段階は、まるで飛び立つ前のジャンボジェット機のようだった。翼があるなら「これから離陸するから加速するよ、準備は良いかね…」という感じ。そしてこれからスッと地上から離れる瞬間がくるような感覚であった。
上海空港で。現地ガイドの陸さんは、皆が予定の飛行機に乗るチケット交換から、搭乗ゲートをくぐるまでをつきあってくれた。
我がメンバーの良い所は、その時にポチ熨斗袋が誰かの鞄からすーっと出てきて、50元(皆の共通財布から)を、お礼に陸さんにお渡し出来たこと。ほんのお礼の気持ちなんだけれど、そんなことができる日本人女性の奥ゆかしさ…いいですねぇと、我らは自画自賛という境地に。
13:20上海発ANAの機内食は、お蕎麦もついた献立。実は、行く時もこの献立だった。それなのに中華のお料理を4日にわたって食べ続けたので、機内食のさっぱりめの味付けに、やっぱり日本食は食べ慣れているから、美味しいものだと、感じた。
たった10回分の旅先での食事。郷土料理・毎朝のホテルバイキング・蘇州料理・広東料理・点心料理・上海料理などを食べてきただけなのに…。何日でも日本料理を戴かなくても平気…と思っていたのに、これでは国際人にはなれないらしいね。
ジェット機の小さい窓から、日本の夕焼け空を見おろした。日本着陸は17時、第1旅客ターミナルビルに到着となった。
ご一緒した紅組さんのお仲間が、機内窓際に座っていらしたので、その姉妹の方にシャッターをお願いする。素晴らしい日本の空を機内より撮影して、この度の旅を終わる。