贅沢なことにアップして記事にすることも、多分これを読む人も、毎日盛りだくさんの観光で少々辟易となさっているかもしれない。残すこと、この一日で、あとはリニアモーターカ-で、上海空港から帰るだけとなっている。
今日も盛りだくさんなメニューである。
今日は上海市内観光である。朝は雨も降ってはいないが、北京で雪が降ったと言う。そのせいか昨日よりも寒く感じた。朝、お勤めに向かう自転車だろうか?
以前行った時よりも、自転車は断然少なくなっていて、代わりに自動車の混み合う道路に変わっていた。また、交通マナーの悪いこと!横断するのにも、青信号などお構いなしに自分で命を守れとばかりに、自動車は勝手に進んで来る。
豫園と豫園商城(ショッピング)に自由参観。
中国茶を淹れて、説明をしながら味比べをする。変わったところではジャスミンティーが固く乾燥され、茸状になっている。それをお湯にしばらく漬けておくと花のように開いて飲める。香りだけではなくその開いた形も花のようになって面白い。これは中国だ~と思い、お土産に良いかなと感じた。
以前YGさんが中国のお金持ちさんから戴いたという、プーアル茶(普洱茶)、鉄観音茶のセットで、2000元と店の棚に飾ってあったので「お、意外にお高いこと!」と驚きとともに眺めた。
呑み慣れないこともありお茶自体の味や色合いが、ただ薄くて日本茶の美味しさを、改めて認識した。美味しいというよりお茶を飲む効用が重宝にも感じられて飲用しているのかも知れない。でも美味しく飲みたい目的なのだから、プーアル茶を体の調節として飲むなら価値があると思った。一応「お値打ちです」と店員が勧めてくれたものをおしるし程度に求めた。
池には無数の鯉が泳ぐ豫園。
塀の飾り瓦。皇帝だけが使える「龍」ではあったが、これは龍ではないとだと詭弁を使う。龍は爪が5本だが、これは3本だから龍では無いと。
そう言えば「菊のご紋」も、一般には使ってはイケない事になっているが、似せて花びらの数を多くしたり少なくしたりして誤魔化して使っている心に似ている。
新天地散策。ここは「所謂中国だ~」っていう感じではなく、ひとつの新しい中国の雰囲気を出している。建物も西欧化したものや、大きな鉄骨ビルがあったり、映画館があったり、外国人がもっている中国ではない近代的な広場が出来ていた。