いちよう:二千和会だより

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お気軽な中国へ③-b

2009年11月21日 | SO-Color

 上海博物館。石の造りは立派である。大理石の床、柱も石、合成の石は使ってないようで?、詳しくないので、きっぱりとは言いきれないのだが。
 博物館内を自由に観賞する 1時間半を与えられた。はじめに4Fの書の観賞を。王義之の書体が良いと日頃思っていたので、さぞかし沢山あるだろうと期待したが、1点しか見つけられなかった。次は絵画の階に。墨絵、南画、彩色画…この階は見応えがあった。そして、磁器の階は、もっと、もっと素敵だと感じて観賞させてもらった。

 
  
 お昼は点心料理。これは今回の旅の中で一番軽い食事だったと思った。とにかく我々8人グループは、一つのテーブルを気心知れた仲間で囲めるので、和気藹々。主にTaekoちゃん持参の割箸(それぞれ少しずつは持参したのだが、皆さんと同じく割箸を戴いてしまった。)が配られ、掴みにくく重たい箸を、各々の取り箸に使って、遠慮なく戴いた。割り箸は心地よく使い勝手がよいので、中国へ行くならそうすると良いと思う。
 女性だけのグループのせいか、いつの日もお料理は残っていた。中国のマナーでは、残した方が良いと、以前聞いたことがある。残してしまうくらいお腹がいっぱい…と、中国では、美味くてたらふく戴いたけれども、食べきれないほどのご馳走だったと解釈してくれるらしい。
 反対に綺麗にすっかり食べてしまうと足りなかったのかと、亭主側は考えるらしい。まずかったから食べられなかったとは、考えないらしい。お国柄というものだ。

 
 上海料理を食べ終わって、満足…というシーンである。
 食後は、オプションであるが、雑技鑑賞をする予定。JTBのお客は広い劇場の20列目辺りの、比較的前の見やすい席が用意されていた。
  

 まるで棒にお皿が張り付いているようにも感じられる皿回し。回しながら、更に肩に乗って人間ピラミッド。
 右は青いリボンを腕に巻いて、または体に巻きつけて宙に昇ってラブシーンのような、題してロミオとジュリエットか、タイタニック号の二人のラブロマンスかのように空中で舞いを演じた。

 
  
 
  ショウが終わってスターと見物客が、舞台に上がって記念写真を撮る。中国のショウってこんなこともするんだ…と、ちょっと驚きであった。写真を撮ったからって撮影代を求めるわけでもない…。 でも、あとで、「なーるほど!」と頷けるシーンがあったのだが。