いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

お気軽に中国へ②-a

2009年11月17日 | SO-Color
 
 来年中国で万博を開催するので、上海虹口世紀大酒店(ホテル名)のロビー玄関口に、「海宝」と呼ばれるマスコットを設置。このマスコットは、至る所で見かけた。
  
 今回のプランはこのホテルで3泊するので、荷物をホテルに置いて出かけられることは、嬉しい。
 ホテルには、フェイスタオル、バスタオル、洗面用具、スリッパ、靴磨きなど日本のホテルと変わらないサービスだが、寝巻は備えていないし、生水も飲まない(ミネラルウォーター2本はサービス)、トイレは紙を流さない方が無難、という点がまだまだ。
 右の2つの写真〔バスのバックミラー〕を見てください。
 車体より横にみださないよう、両手を前に延ばしたみたいな形…車に乗って驚くことは、お互いの車がすれすれの位置で接近して来ること。横断歩道を渡るのも青信号なのにのんびりはできない。歩行者が居ても、其処のけ其処のけお馬が通る…のように、車が通ると、人に突っ込んで来る感覚である。とても私は中国では運転できないと思った。
 強い口調で叱りつけるくらいの気持ちでなければ何事においても負けてしまいそう…。現にKinueちゃんは、警告ベルを鳴らして走りぬける自転車運転の婦人に「青信号だよ!そちらが気をつけるべき!」と怒鳴ったら首をすくめて誤魔化し笑いで通り過ぎて行った。
  
  
 整備された街並みと、来る万博の準備で道路から建物など、建築中のものも多い。朝の通勤は自転車。昔北京では車が走るのではなく、自転車集団が蟻の大群みたいに固まって走っている風景を見ましたっけ。
        
 YGさんがその国のお札をこのブログで見せてくださったので、SOも人民元のお札を写してみた。中国でも¥の記号。日本は中国の真似をしたのかも知れない。元(げん)ではなくてYUANと発音するのだから、〔¥〕の記号が当然だ。すると日本は円がなぜ〔¥〕なのかの疑問が持ち上がった。YENと世界に表しているのは、なぜかしら。漢字を取り入れたのと同様、お金の単位も頂いたのかしら。
 右の写真はトイレ表示。洗手間と漢字でトイレット。絵表示ですぐ分かるけれど…他にトイレは男(女)盥手室とも表示されていた。

 
 今日もはっきりしないお天気だが、私たちがバスを降りて移動する時は比較的小降りか、止んでいるかで、助かった。Kadoyamaさんの「いちよう」投稿にも登場した寒山寺。
 
  
 あの紅いリボン…谷中の赤札地蔵をお参りしたことがあったが、ここのリボンはお御籤なんだそうだ。
 
 ご本尊の頭上に紅い玉があるが、ご本尊の毛の生えてない皮膚の部分だそうだ。今「天地人」に登場の徳川家康がこれよりは目立たない大きさだが、頭上に瘤のようなふくらみを表現している。家康はお釈迦さまと同じようにあのような瘤があったのだという。
 

 張継(中国の中唐時代の詩人)。

楓 橋 夜 泊

月 落 鳥 啼 霜 満 天

江 楓 漁 火 対 愁 眠

姑 蘇 城 外 寒 山 寺

夜 半 鍾 声 到 客 船



 中国の学生は、みな学校で習い覚え、そらんじて抑揚をつけて吟じることが出来るそうだ。 陸さんは日本語で読み、解説をして、そして原語を一本調子で詠んで、また節をつけるようにも詠んで下さる。この有名な漢詩を拓本にしたものを、200元で求めた。