「アクタードール姉妹展」(2/19~23)は、とても華やかな雰囲気。
私たちは、この会期最後の23日、3時ごろに訪問できたのであった。
音楽隊の紳士たちに迎えられた。 久しぶりのアクターさんたちに和やかに懐かしく嬉しく再会できた。
1月の頃からご案内を戴いていた「アクタードール 姉妹展」。
SOの転倒ハプニングで、会場には行かれないかも知れないと、とても残念に思っていた。
しかし、あれこれと治療にリハビリに励んだお陰で、どうやら伺えそうな快復にあったので、KMさん、AKさんに声を掛けて、まず中学校時代の恩師が率いる、はがき絵展に行こうと計画した。
人形展には、以前にお誘いしたことのある二千和会のYGさんも、きっと興味がおありだろうし、今日空いていたら是非ご一緒したいと、間際の当日携帯でお誘いした。
彼女は私よりも忙しく飛び回っていらっしゃるので、空いていれば?と、お誘いした。
本当に運良くご一緒出来ることになったのである。
でも、最初は恩師にアポを取っていたので、YGさんには関係が無かったけれど、はがき絵展にも付き合って頂いた。
そしていよいよ、我孫子市民プラザへ。道の不案内のところだったので、KMさんの車に同乗させてもらったが、思いのほか道のりが遠かったので、ようやく辿り着いたという印象だった。
このお雛壇が、本物に見えるが、みんなお人形のサイズに合って縮小されているのだから驚きである。このサイズのお道具を揃えるにはとても一朝一夕にできるものではない。長い長い年月を経て、こうして見事に作品展示会が開けるのだ。
その心に打たれる。最初に拝見した時は舌を巻いて、動揺したことを思い出した。
「写真撮影は御遠慮下さい」と、あったのでカメラは遠慮していたが、「この新聞記事だけ撮って良いかしら?」とお尋ねしたら、「どうぞ、自由にお撮り下さい」とのことでお許し頂いた。
特別にお許し頂いたので、嬉しく思いながらも、少々手短にしないと…と、慌ててカメラを向けた。
取りこぼしも、今思うとあった…ことを自戒する。心にあるけれど、あの場面、この場面…なんてことが、心に浮かんでいる。
お人形作家のお二人。TAさん(向かって右は姉君)とSWさん(向かって左妹君)。
ごきょうだいで楽しんだから続けられたし、楽しめたし技術的にも向上したという。
もう一つの写真は~~「あ…、私の杖が~。ごめんね、AKちゃんに持ってもらっていたわ。」
写真をみて思いだすようじゃ…、まだ少し痛みが去っていなかった時で、少し歩いては腰を下ろしたくなるような感じだった。
全神経がある時、ある時に一点にしか向いてない…、注意が行きとどかないというへまを何度もしていた。
この時間、もう一人の懐かしい友達 F.ちゃんと会いたくて、前日に会おうと申し合わせていたのに、携帯電話で連絡できるから安心ねとお約束していたのに…。
その携帯をKMさんの車に乗り換えた時に自分の車に置き忘れたり、懐かしい恩師と折角会えたのに恩師を囲んで、全員で記念写真が撮れなかったり…残念なことだった。折角の記念すべき再会だったのに。
後で携帯を手にしたら、「S.ちゃん、どこにいるのぉ~」って、声のメッセージが残っていた。彼女の自宅に招いてくださるおつもりだったようで…。あ~、御免なさいねぇ。
久しぶりの遠出で、あの方、この方、懐かしい人たちにお会いしたいなんて、欲張りだった。(がっかり…ショボン…)
桜の下で優雅に野点風景。足の痛みがあるのか、お婆さまは椅子に腰かけて居られる。この写真には載っていないが左側の方ではお琴を引いて楽しんでいらっしゃるお姉さんも見えるのだ。(この写真ピンボケでした。)
今回の展示テーマは四季を表現されている。
左は以前ご自宅ギャラリーでも拝見したことがあったのだけれど、この広い会場であるにも関わらず、あの時よりもお人形が大きく見えた。
あら、サイズが変わりましたね…仕立屋のさりげない笑顔。面白い。
バス停で待っている人形たちも、人生を見え隠れさせながら人ごみに紛れて、しかしちゃんと自分を表現している。良いですねぇ。
朝帰りの、妻に頭の上がらない夫の朝食風景。にらみを利かす奥さんの目線から逃れ隠れるように、読んでいるはずもない新聞は逆さま。テーブルの下の奥さんの足は、旦那さんの足を踏みつけている。何とかその事実から逃れたいひとときで、それを拝見するこちら側は笑ってしまう。
自画像を制作する画伯。鏡には自分の姿。首をかしげる方向、絵筆を握る手などみんな鏡では反対側。頭の中がコンガラカッテしまうよね。