「ひと雨ごとに暖かくなるね」…というのが春の前には実感だったのに、雨と暖かさはあまり関係のない今年の気候。
それなのに桜は23日が開花宣言の予想である。今年は暖かいって。そうかなぁ?
でも、庭の枝垂れ梅は、この写真より今日は随分開いてしまった。
もっとも、ここの梅は他よりも遅く咲いていた。冷たい風が吹いてくるからだろうか。あまり陽射しを満身に受けてはいないのだろうか。
梅の実としては結ばない枝垂れ梅だけれど、花の持つ雰囲気が私は好き。
静かにひっそりと、自分が咲いていたいから咲いているだけ…と、
誰に関わりがあるから咲いているのではないの…と、言ってくれているみたいな
ところが、好きなのだ。花はみんなそうなのだけれど、特に梅は孤高だ。
そこへいくと、菫はどうなのかな?と、比べて見たくなる。
群れ咲くスミレは、良いよ。ひとりでひっそり咲いているよりもたくさん仲間を作って咲いている方がいいよ。
うすむらさきのスミレは一昨年のお彼岸過ぎて、佐倉に下見に行った時に見かけた菫。
やっぱり、群れ咲くスミレが、一本だけの菫より美しいと、私は見てしまうなぁ~。
どうでも良いことだけれどね。