芝桜も花盛り!!
別な場所での芝桜。
これも芝桜。
サツキもいろいろ咲き始めています。
これもきれいなサツキです。
もう少しで芍薬(しゃくやく)も咲き始めそう。
気温もあたたかいこの頃
庭に花たちが
一気呵成に咲き始めています。
庭が
一年中で一番輝く時でもあります。
213年前のいわきの行事・農作業を書いてあります
寛政十一年農家年中行事より
一.五月五日は、
軒に菖蒲(しょうぶ)、蓬(よもぎ)を葺き、柏餅・ちまきなどをこしらえ、男子の節句とて
大小の旗・幟(のぼり)、槍、長刀などを立て祝事をする。
又、舅(おじいさん、おばあさん)にあいさつをするのはいつもの通りだ。
朝のうち働き、
ただし田のしごとは(10時すぎても)遠慮しないで働くというのが
当国の風(くにぶり:地方の習慣)である。
又、今日より浴衣、惟子(かたびら)を着るようにする。
これも間に合わないのは、女房の恥である。
一.五月六日は、
雷公の歳越しといって働き(農作業)をやめて遊ぶ所もある。
これは俗説かそのわけは知らない。
今月中は、田植えが盛んでいつ、夜七つ時より晩六つ(午後4時~午後6時)すぎまで、
男女共働かなくてはならない。
朝四つ(午前10時)前は働くことだ。
一年中の飯料を植えることを始めを積立といい、しまいを早苗振(さなぶり)という。
麦こわ飯に、にごり酒、家ごと・門ごと農家の賑わいでめでたいこと。
小さなぶり・大さなぶりとて、
髪を整え月代を剃り遊びといえども油断あれば、
挽分に遅れ不作になってしまうものである。
天気次第にて、揚げを麦結束し、やぶ切りをしなければならぬ。
中でも、瓜・茄子・木綿・早(わせ)小豆などもっぱら手入れを急ぐべきだ
田植えの祝いは、親類、近所隣りあわせまで、
失礼のない付き合いをすることである。
一.伯楽が来て、馬の治療をする。
庭前に、酒を買って馬持ちの者が酒盛りをする。
農中の苦患を忘れて雑談をするのである。
と5月の行事・農作業を書いています。