蘆花恒春園4
とまりぎ
徳冨蘆花が住んでいたところを、蘆花恒春園として公開している。
療養のために伊香保へ移動したから、ここに住んでいたのはそう長くはない。
秋の雰囲気を見る。
玄関を入った最初の部屋には、掘り炬燵の穴がある。
そろそろ炬燵が恋しい時期だ。
風呂がしっかりとできている。
客間が広々として、冬は寒いだろう。
裏庭が笹で覆われている。
土間に作られた竈(かまど)。
外から見ると部屋の電灯が点いていて、昔のままの雰囲気なのだろう。
玄関と客間をつなぐ渡り廊下。
渡り廊下には暖房の火鉢がいくつもある。
寒かったことだろう。