芦安
とまりぎ
なんとか間に合って、甲府駅からバスで50分。
終点、芦安のバス停に着いた。
幹事が連絡しておいてくれたので、間もなく白雲荘の車が迎えに来てくれた。
山の中の紅葉は、一段と濃い感じがする。
南側の山の向うにちょっと見えるのが、櫛形山だろうか。
二階の部屋へ通されて、食事は一階で。
寝るのは別の二部屋へ二人と三人に分かれて、とのこと。
結局、三つの部屋を使わせてもらうという、贅沢なことになった。
温泉は単純泉だが、成分総量がわずかに1000mgに達していないだけで、
もう少し多ければナトリウムー硫酸塩泉だ。
六時に食事どころへ行くと川魚の「いわな」が蒸してあって、鱒の刺身もある。
このほかに温かい「うどん」も出てきて、かなり量が多い。
また、味がいい。
ビールと焼酎も頼んで、およそ二時間で平らげた。
翌朝は幹事が毎朝やっているというラジオ体操で体が目を覚まし、温泉へ入ってから朝食。
厚手の鯵の開きが抜群に美味い。
九時過ぎに気分の良い一泊を楽しんだ「白雲荘」を後にした。