花電車
とまりぎ
3月7日の日経新聞一面下の「春秋」欄に、今年が創業百周年を迎える東京都交通局の記念事業として、都電荒川線を6月に数日「花電車」が走るとのことだ。
花電車というのは、花や電飾で飾った車両を走らせることで、これに乗客を乗せることはない。
都電はこの荒川線だけ残って、現在も一日5万人以上の利用者があるという。
中央区は銀座と晴海を、新しい交通機関として次世代型路面電車LRT(Light rail transit)を走らせる計画だそうだ。
晴海に新しいマンションができて、人口が増えたためらしい。
早ければ2018年には開業になるとのことだ。
豊島区でも池袋へのLRT導入を検討中とある。
すでに富山県の富山港線が2006年4月からLRTとして運行しているとのことだ。
路面電車は全国に、札幌、函館、富山、高岡、福井、大津、京都、岡山、広島、豊橋、大阪、高知、松山、長崎、熊本、鹿児島と東京の荒川線、東急世田谷線で17都市19事業者延長206km(2010年3月末現在)とある。
路面電車としてのLRTは低床式車両の活用、軌道と停留所の改良により、低消費電力と利用しやすさから公共交通機関として評価されているようだ。
道路の改良も必要になる。トランジットモールとして、各地で始まっているようだ。