桜ヶ丘から原峰公園
とまりぎ
京王線の聖蹟桜ヶ丘駅から桜ヶ丘二丁目行きのバスに乗ると、小高い丘の上へ右へ左へカーブしながら登っていく。
十数分ほどで着いた終点の桜ヶ丘二丁目は住宅地で、あたりは道路と住宅しか見当たらないが、ちょっと離れたところに別の住宅街の塔が見える。
停留所で二つ分戻ったところにロータリーがあって、商店街がある。
地理的には、このあたりが一番高いところのようだ。
天ぷら、蕎麦、八百屋、洋菓子などがあるから、日常の買い物はここで済む。
ここで買えないものは、バスで聖蹟桜ヶ丘まで出て行く。
住宅街を降りていくと階段があって、その下に空き地と農地が見える。
これをさらに先へ行く。
道のすぐそばにサトイモらしい大きな葉が伸びている。
田んぼの稲はまだのようだが、サトイモは「きぬかつぎ」がうまそうだ。
田んぼの先に見える森は、原峰公園だ。
今回は公園には入らないで降りる。
道の脇に流れる水。
里山風景がここにもあった。
車の通る道へ出た。
左側が旧鎌倉街道だ。右の坂の上には多摩市役所がある。
街道に面して、倉が見える。
表通りを歩いていると見えないが、 昔の農村風景に突然入り込む。
まるで宮崎駿監督のアニメのようだ。