上州富岡製糸場
とまりぎ
川原湯温泉駅から高崎駅、上信電鉄に乗り換えて下仁田駅行きに乗り上州富岡駅で降りる。
世界遺産候補になりつつある、富岡製糸場へ行くことになった。
ちょうどJR東日本「駅からハイキング」のコースにもなっているので、案内パンフレットに従ってまず手続きを済ませた。
地図に従って歩いていくとそう遠くないところに、それはあった。
見学を終えた人たちが出てくる。
正面にレンガ壁が目立つ東繭倉庫。
庭に樹木が植えられていて、なかなかきれいだ。
地元で生まれて、この製糸場に縁のあった人が説明員として解説してくれた。
建物の入口には明治五年と書かれていて、歴史の重みを感じる。
工場とつながった建物へ行く廊下。
この先に女工の寄宿舎があったようだ。
職場環境は良かったようだ。
広い庭の先にもレンガ造りの西繭倉庫が見える。
象徴的な煙突。
説明の人の話では、子供のときに煙突の梯子を登って度胸試しをやったとのことだ。
昭和62年3月に創業停止するまでの115年間製糸工場として活躍し、建造物は昔のままの姿を留めている。